女子と女性

少し前に「30代女子」ってオカシイんじゃないの?って書いたはず。
そしたらたまたまラジオで「女子」についてやっているのを聞いた。


なんかね、「女子」とか「男子」とかっていうのに年齢制限みたいなものはなく、そもそも「女子、男子」っていうのはちゃんとした大人の男女を指している・・・みたいなことを言っていた。(完全にうろ覚えなので、自分の中で勝手に解釈等変えているかもしれないので、鵜呑みにしないでください。)確かに30代だろうが40代だろうが「女子マラソン」とか「男子トイレ」とか言うよね、その部分については納得。


で、ラジオでは今時の「女子」という使われ方は当事者(30〜40代の女性)が使う場合が多く、逆に例えばまわりの男性が対象となる「30〜40代の女性」に対して「女子」とはあまり使わない・・・みたいなことを言っていた。


で、私は前に「女性」でいいじゃん・・・と書いてるはずだけど、当事者はどう感じているかというと(もちろん個人差というか気持ちはそれぞれなので一つにまとめることは出来ないでしょうが)「女性」=「婦人」、特にこの「婦人」というのは「婦人会」みたいなイメージがあるらしく、そこまで「老けた」感じは出したくない、出てほしくない・・・・ということで、「女子」を使っているんだそうだ。(生き生きとなにかを目指しているというか、自分を磨いている・・・みたいな充実感?を盛り込みたいってことですかね?)
ふぅ〜ん・・・。



こういう解説というか説明というか、使いたくなる気持ち?を聞くと、なんて自分は昔の古い人間なんだろうと思う。
あたしはどちらかというと30代(も後半)とか40代の女性っていうのは、もうそこそこ長く生きてきて「しっかりして」いて「落ち着いて」いて、流石に悟りまではひらいてないかもしれないけどまぁある程度のことなら「まかせとけ!」みたいな「かかってこいや!」みたいな、そういう「ドッシリ感」があった方がうれしいかな。「女子」って確かに「軽やか」に生きてる感じ(語感的に)はあるけど、裏を返せばフラフラしてるような感じがしちゃって・・・あたしは個人的には「素敵な女性だな」と思われたいし、自分自身のこと、自分の考えているような「女性」でないにしても、少なくとも「女子」だとは思ってない。



こういう言葉に対するイメージって人それぞれ違っていて・・・なんか困ってしまう。