基地

真夜中にほっつき歩いている間に色々なことを考えます。
アタシは大会に出る、みたいな目的で走ってるわけじゃないので、走っている時も歩いている時も、本当に色々なことを考えます。


一番は今日の反省みたいな、そして明日に続いていくやらなくちゃならないことの対応みたいなのが多いですが、まぁすごく集中して考えているわけじゃないし、考えてることの解決とか答えが出るまで考えているわけでもなく、頭に浮かんだことについて「その時」考えるみたいなことが多いんです。



で、ここのところ「アタシにとってダンナってなんだ?」みたいな「お題」が頭に浮かんだわけです。



今まで色々なタイミングでアタシはダンナと対等だと思っていないっていう内容のことを書いてきてます。
世間では「夫婦は対等」っていう考え方が一般的なんだろうと思うし、特に若い世代では「そんなの当たり前」「そんなのフツー」じゃないかと思うんです。
でも、アタシにとってはダンナはアタシと対等な人とはちっとも思えません。
じゃぁ、何なの?って考えた時に・・・「基地」みたいな「場所」なんです。



場所だからアタシに優しくしてくれることもないし、そもそもアタシに対してアクションを起こすこともない。
でも、例えばアタシが頼むと頼んだことはキチンとやってくれる。それって、なにか、基地に戻って自分で手配するとキチンと対応してくれる感じにすごく似てるんです。



うちは普段から夫婦揃って行動するってことが少ないんじゃないかと思います。(会話も少ない。)
ダンナは平日は「今日の終わり」くらいに帰ってくるので、デキテナイ妻のアタシは先にご飯食べちゃうし、ダンナが帰ってきてご飯食べる頃には一人で真夜中のお出掛けに出掛けちゃうし、ダンナはアタシ以上に夜更かしだし、(っていうか、最近はもう明け方・・・)一緒に寝たいなぁって思っても茶の間で朝まで寝てることが多いし、休みの日は反対にダンナが一日中寝てたりするし、ホント生活のサイクルみたいなものがなにからなにまで合ってないんです。
そしてお互い合わせようっていう気がサラサラないし。



でも、何か困ったこととか、心配なことがあれば基地に帰ればなんとかなったり、解決しなくてもなんとなく気が楽になったり・・・。



ホントはよしよしって優しくして欲しかったりもするけど、基地だと考えればメチャメチャ納得出来るし、アタシとダンナの関係はこれがベストなんじゃないかとも思う。



あ、家はですね、(全くとは言いませんが、ほぼ)新婚の頃を含め今まで結婚記念日を祝うことも無ければ、誕生日にダンナからプレゼントをもらうこともないです。アタシはダンナに何かあげたり、言葉だけでもおめでとうって言ったりしていますが。



結婚記念日も誕生日も、だいたいは数日〜半月くらい経ってから「過ぎてたね」ってくらいなもんです。



それでもここまで離婚せずにきてるってことは、お互いこれくらいが丁度いいってことなのかなぁ。