ちょっとショックです。
昔はブラックフォーマルってある程度歳をとった人にとっては結婚式に着てもＯＫだったはず。もちろん告別式と結婚式とでは着ている礼服は同じでもコサージュつけるとかストッキングやブラウスの色とかで「告別式とは違う」「結婚式とは違う」着方をしていたはずです。
（ちなみに私は弟の結婚式が遠くであった時、ブラックフォーマルで出席しました。３０台前半だったはず。）
けど今はブラックフォーマル＝喪服って認識がバッチリ成立しているみたいで・・・ハッキリ言ってショックです。
この夏に甥っ子の結婚式があって、アタシは「夏だからきものムリだな」って思い、ブラックフォーマルでいいかなって思ったのです。けど、どうやら今時は結婚式にブラックフォーマルって「どうしちゃったの？」ぐらいに思われるみたいで・・・しょうがない、色のついたキレイめなワンピースでも買うか・・・って感じです。
実家の母からも「なに着ていけばいいかわからないから・・・一緒に買いに行って」と言われており・・・
昔みたいにブラックフォーマル（礼装）ならラクでいいなって思います。
アタシからすると女性のブラックフォーマルも男性のブラックフォーマルと同じだと思うのだけど・・・なんで女ばっかり「黒じゃぁね」って思われちゃうのかな。
なにか、大昔から生きてる人間じゃないですが、モノが豊かになって「みんな黒よりもっと華やかに」、更に「みんなとは違うモノ」みたいなのが強くなって色モノを着る人間が増えた結果ってことかな。
色だけでも「黒」と統一されてるとホント、ラクだったのに。
っていうか、今、書いていて思いました。
今ってもうコサージュとかあんまり必要ないのでは。ブラックフォーマルだったからお花なんかを襟元につけて華やかに、みたいな気持ちだったんじゃないかと思う。じゃぁもう洋服に色がついたらもうネックレスぐらいでコサージュはいらないのでは。っていうか、ネックレスにコサージュまでつけてたら逆にこってりしすぎみたいな気がする。（あくまでも歳をとってる人の話です、若い人はいっぱいつけてもそれに負けない若々しさがある。）
