戦争に向かっていく時代

昨日、NHKラジオ第一のNらじ「戦後73年 戦争への歩みから何を学ぶか」を、最後の30分くらいだけですが聞きました。
(きっと内容なり放送なりが後からわかるようになっていると思うので興味のない人にも是非聞いて欲しいと思います。)



番組に出演されていた学習院大学学長の井上 寿一先生の話が本当にわかりやすく(こんなアタシに言われたくないでしょうが)良いこと言うなぁって思いました。



で、アタシが聞いた部分の内容は戦争についてというか、まぁどうしてあんなことになってしまったか・・・みたいなことだったのですが、その内容を聞いていて(先生も放送の中で言っていましたが)今の日本の政治というか、政治を含めたまわりの状況って戦争に向かっていった時代と似てるというかほぼ同じじゃないかと感じました。



70年以上も「平和」でこられたこの世の中も実は1年、2年後には戦争に突入してるのかも、と思いました。



何もしないで負けるのなら「一か八か」に賭けて戦争をする
飛行機用のガソリンはないけど飛行機は作る
フツーに考えて「損」しかないような気がするけど、そういう「合理的な判断」が出来なくなる世の中。そういう「合理的な判断」が「採用」されない世の中。



この国という範囲でも、この世界という範囲でも「一丸となって」平和に暮らしていきたいって思えないものなのかな。
「自分」のことばっかり。