ほぼ半年ぶりのパーマ

別に決めてるわけじゃないけど、ここ何年か(より前からかも・・・)美容室に行くのは年に2回くらい。ホント、別にそう決めてるわけじゃないけど、億劫だったり、特に必要性?も感じないので行かない。(ちなみに、結婚して以来ず〜っとおんなじ美容室に行っている。)

独身の頃は行く美容室が会社の近くというか、通り道というかで行きやすかったこともあるかもしれないけど、毎月行ってたような気がする。一ヶ月に一回カットして、二ヶ月に一回パーマみたいな感じで。
別に髪の毛をはじめとしておしゃれに気をつかうような人間じゃないので、今考えると何でそんなに行く必要があったのか、よくわからない。ヒマだったのかなぁ・・・。



それはまぁ、ともかく、美容室に行ってすごく感じるのは(行ってるところは個人経営のところ)なんか、すごく昔の職人さんみたいな、ある意味「いじめ」みたいなのがあるんだなぁってこと。どこまでを新人というか知らないけど「新人いじめ」みたいな「いちいち教えなくても見てて覚えろ」みたいなさ。美容師って自分がその仕事をやりたいからなるんだろうと思っているので、多少「意地悪」みたいなことをされたとしても美容師自体を辞めたり、その美容室を辞めたりはしないんだろうけど、私だったら辞めちゃうかもね。

で、私はそこに長いこと通っているので、昔「新人」だった人も見てきてる。内心「この人、辞めちゃうんじゃないかしら?」と思ったことのある人も、今ではすっかり馴染んで仕事している。今回もやっぱり「新人」らしき人が「意地悪」(実際にはそうじゃないと思うけど)されていて、私は内心今まで同様「そんなにしてると辞めちゃうんじゃないの?」と思った。
(個人的にはあんまりお客さんの前でそういう対応することは良くないと思うんだけど、たぶん私もすごく長年の客なので、結構平気になっちゃってるんじゃないかと思う。どのお客さんの前でもしてることじゃないと思う。)

まぁ、そういうのを乗り越えられるような人じゃないと「職人」として美容師は続けていけないということか・・・?



あとね、今って色々なことが機械化されているけど、ひょっとして「美容師」とか「理容師」っていうのは、本当に最後まで残る「職人」なんじゃないかなぁ〜と思った。
というのも、大工さんなんかも職人さんだと思うけど、今って結構ちゃんとカットされた材料が現場に運ばれてきて、そこで組み立てるみたいなのも多いと思うわけ。もちろんちゃんと大工さんが大工さんとして建ててる家もあるとは思うけど。あと、色々な伝統芸能や今となってはそれに近くなってきてるものも(漆器とか機織とか畳とか、あと和裁なんかも)今はあまり日常的でなくなってきてるでしょ。だから職人さんが全くいなくなることはないかもしれないけど、日常の生活にはあまり関係ない感じ。
そういうことを考えると、美容師さんや理容師さんは普段から関わりが深いし(まぁ、自分で髪の毛を切ったり、市販の薬剤を使ってパーマをかけてる人もいるにはいると思うけど)あの技術を機械にやらせるにはまだまだ時間がかかりそうだし、職人として最後まで残るもののひとつじゃないかなぁ〜と思った。



とりあえず、パーマかけた結果、歳とってやつれたノーメークの「桜塚やっくん」みたいな感じになった。
(娘に「キモイ」と言われた・・・。)