人生ってわからない

今回、天皇家の妃殿下をみていてすごく思うこと。


世間の女性の誰もが皇族と結婚したいと思っているわけじゃないと思うけど、秋篠宮妃の場合は結婚したくてしたわけじゃん。もちろん結婚て片方が望めば出来るわけじゃないし、それに皇族なんかの場合は、今時って言われるかもしれないけど「生まれ」も重要な要素なわけでしょ。何代にもさかのぼって調べると聞いたことがある。あと、健康状態とか色々。だからそういう意味では選ばれた存在なのかもしれないけど、でも、言葉は悪いかもしれないけど、別にやりたい仕事があったわけでもなんでもないし、それ以前に結婚したかったわけじゃん。(まぁ、やりたいことはあったかもしれないけど、それはある意味結婚した後でも実現させることが出来る仕事だったわけでしょ。)


で、結婚して子供もできて、更に、まぁ自分がやりたい?仕事も出来てる。そして今回は男の子が生まれた。もう本当に順風満帆って感じ。(出産に関してだってさ、そりゃ普通とは違うっていうか、色々問題はあったんだろうけど、一般市民に比べたら格段の配慮があって、ハッキリ言って不安はあるだろうけど、これ以上ない状態で出産に臨めてるはずだと思うのよ。)


普段の生活でも生活していくうえで大変なことはあると思うの。そんなのどんなに好きな人と結婚しようが、どんなに好きな仕事をしていようが当たり前のことでしょ。悩みはあって当然だと思う、だって人間なんだしね。


けどさ、自分が望んで手に入れた状況での悩みなんだからその辺はしょうがないんじゃないのって思うし、それ相応の対価も手に入れてると思うのよ。


一方、皇太子妃はどうかというと、そりゃ私は本人どころか友達でもなんでもないから本当の気持ちは知らない。けど、本当はもっと仕事をしていたかったんじゃないのかな。っていうか、もし仮に一般の人と結婚していたとしたら結婚してからも仕事を続けていたんじゃないかと思うの。で、結婚するにあたって、ひょっとしたら立場は変わってもおなじように「仕事」を続けていけると思っていたんじゃないかと思うのよ。多少やり方が変わったとしても。
(っていうかさ、結婚自体乗り気じゃなかったと思う。もう逃れられないからしょうがなしって感じ。そういうのってあるでしょ、相手がどうこうじゃなくて結婚自体はするつもりのない時って。どうしても世継ぎのことを問題にせざるを得ないのかもしれないけど、40とか50まで待ってあげれば良かったのでは・・・まぁ皇室という状況に納得がいったらということが前提だけど。)


で、完全に納得できてものないのに(っていうか後ろ髪をひかれる思いっていうか)結婚して、「子供、子供」って言われたらイヤになるのは当たり前。本当にお気の毒と思う。まぁ、そんな風に見られること自体もストレスなんだろうと思うけどね。


でさ、今回秋篠宮妃に男の子が生まれて、良かったのかな、悪かったのかな。微妙なところだと思う。これで、自分の子供は皇族でなくなる日がくると思ってホッとしているか、一方「まだお若いんだから是非もう一人」というのがあるのかどうか。(他人から言われなくてもそういう責任というかプレッシャーを自分自身として持ってしまうかも。)

あとさ、これも本当かどうか私は知らないけど皇太子夫妻に「遠慮」して秋篠宮夫妻は今まで子供をつくらなかったとかっていうのがあるけど、あれもなんだかなぁ〜って思う。本当のことだったとしてもそんなのは皇太子夫妻に失礼だと思うんだけど、一般的にはそうでもないのかしら?
だってさ「えぇ〜っ!!子供をつくらなかったのは私たちのせいなの?」って感じじゃない?


皇室と貧乏人を一緒にしちゃいけないとは思うけど、もし仮に私が妹とか弟とかからそんなことを言われたら、ハッキリ言ってショック。私のことは気にしないでいいからドンドン産んでちょうだいって言いたいわ。


個人的には、思っていても口にしていいこととわるいことがあると思うし、ウソも方便っていうことわざだってあるんだから。



それにしてもなぁ、どちらが良いとか悪いとかっていうことを言いたいわけじゃなく、人生って本当にわからないなぁ〜って思う。正解も不正解もないけど、ある時の決断がその後にものすごく大きな影響(いいこともわるいことも)を与える。あと、向き不向きとか、気持ちもすごく大事。


ひどい言い方だけど、自分の意思をハッキリ持っている人よりも「全然やる気がない」人の方が皇室みたいなところでは自分の「力」を発揮出来るんじゃないかと思えてくる。「全然やる気がない」は言い過ぎかもしれない。漠然としたやる気のある人かな。