ＮＨＫラジオの「いきいきほっとライン」（←つづりは間違ってるかも）の今週のテーマ。
毎日ゲストが変るんだけど、田口ランディさんがゲストだった時に「１８才になりたくなかった」というようなことを言っていた。まるまる聞いてたわけじゃないんだけどね。へぇ〜と思った。（これはすごく精神的な面でのことだと思うんだけど。）
あたしはねぇ、自分が中学、高校くらいの時はモーレツに大人になりたかった。たぶん恵まれた生活をしてたからかもね。（別にものすごく裕福な家庭に育ったわけじゃないんだけど。）「恵まれた」と書いたけど、それはさ、経済的に親に面倒みてもらってる時って親の言うことを聞かなくちゃいけないみたいなのがあって、親の庇護の下で「シアワセに」暮らしていたってことな気がする。
すごく卑屈かもしれないけど、お金を出してもらってる以上、言うことも聞かないといけないって思っていたし、実際その方向でやってきてたと思う。
だから自分で働いてお金を稼いで、自分で暮らせるようになったら「自由」だなぁ〜みたいなのがあって、とにかく早く大人になりたいと思っていたなぁ。
で、昨日はそういうことについて「昔の人」は「早く大人になって自分の好きにお金を使いたいとかっていう思いがあった」というようなことを言っていて・・・あたし、昔の人なんだぁ〜って思った。最近の人は１０代が一番幸せだと思っているんだって。
そして今日またその番組の一部分を聴いていたらいいことを言っていた。（ごめんなさい、ゲストで出演していた方の名前はわかりません、聞いてなかった・・・。）
思春期というのは白・黒をハッキリさせたくて、そして自分は出来るだけ白でいたいという時期なんだそうだ。それで大人になるというのはグレーゾーンを受け入れることで、現実にはグレーゾーンの幅はドンドン広がっていく（のが普通？）というようなことを言っていた。
上手いこというなぁ〜って（まぁプロなんで素人にそう言われてもねぇ・・・）感心しながら聞いていた。これってさ、どうにもならないことを（納得出来なくても？）受け入れるってことかなぁって、すごく勝手な解釈しながらうん、うんと思った。
それでね、精神年齢だか心理学的にだかよく覚えてないんだけど、今は３０だか３５だかでも大人（成人？）とは言えない（←という言い方ではなかった）とかなんとか言っていた。
あとね「欲求不満耐性」という言葉があるらしい。「キレる」っていうのは耐性が低いってことなんだって。我慢できないってことかしら。でも我慢し過ぎるのもよくないって。つまりバランスがとれてるのがいいのね。
なんかね、全てくまなく聴いてたわけじゃないけど大人って自分を守りながら相手もキズつけないっていうことが出来る人じゃないかなって思った。これってさ時にはズルくみえたりもすると思うのね。そこが「グレーゾーン」てことかな、そういうのを「キタナイ」って片付けているうちは大人じゃないってことかなぁ・・・。
