気の長い話ですが・・・桜餅?の作り方

まず、桜餅を包んでいる(巻いてある)桜の葉(と花)の塩漬けから・・・。

1.
6分咲き程度の八重桜(←重要かも!)の花を、ガクをつけたまま摘み取ってきて、ていねいに水洗いする。
葉っぱも丁寧に水洗いする。

2.
花びら(葉っぱ)と同量の塩を入れた水を煮立てて冷ます。(A)

3.
Aの液に花びらを漬け、軽く重しをかけた状態で一週間置く。
葉っぱの場合は葉を二つ折りにしてフタ付き容器に入れ、10日ほど置く。(重し無し)

4.
花びらを液からあげて、ラップに包んで冷凍する。
※桜湯にする時はそのまま熱湯を注いで、料理の材料にする場合はぬるま湯で塩抜きしてから使う。


桜餅(かんたん桜餅なのでプロのようにはいきません。)
●材料
こしあんつぶあん(市販のもので構わないのでなんでもOK!)200g
桜葉の塩漬け(市販されてるのでもOKですが、上で作ったのを使いましょう!)10枚

・道明寺の生地
道明寺粉、100g
砂糖、大さじ1
熱湯、150cc
色粉(ピンクか赤)、少々

・・・道明寺の生地が出来たら完成したも同然です。

1.
耐熱容器に道明寺粉と砂糖を入れ、沸騰したお湯を加えて混ぜ合わせる。

2.
水で溶いた色粉を少しずつ加えて桜色にし、ラップをしてそのまま10分置く。

3.
電子レンジで2分加熱、そのまま15分蒸らす。→しゃもじでよく混ぜて、粘り気を出す。


あとは、あんこと道明寺の生地を等分して、生地であんこを包んで、さらに桜の葉っぱでまくだけ。
一応桜葉が10枚なので10等分。でもこれは好みだから特大サイズを作ろうと思ったら5等分でも4等分でも構わない。

ちなみに、普通のもち米で同じようにしても全然OK。(もちろん作り方は違いますが。)本物の「餅」になります。




※ういろう生地だって・・・
これを「ういろう生地」というとは知らなかったのですが。

白玉粉、30g
上新粉、70g
砂糖、120g
水、160cc
(色をつける場合は色粉、少々)
※道明寺同様、一応10個目安)

白玉粉と水をボウルにいれよく混ぜ合わせ、上新粉、砂糖を加えてよく混ぜる。
(色をつける場合はそこに色粉を加える。)

裏ごし器にかけ、耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで6分加熱。

しゃもじで混ぜて出来上がり。(形を整える場合は片栗粉をまぶす。)


ここから後は自由自在。粘土細工みたいに色々出来ます。簡単でかわいいのは平らに薄くのばして型抜きを使う。桜型とか色々あるでしょ。真ん中にあんこを入れて巾着みたいにすると上でお花みたいになったりする。(でも大きい型じゃないとあんこは入らないので注意!)