理想的な人間の未来

昨日、今後のことが不安だと書いた。
で、それから別に考えなくてもいいことだけど、色々今の世の中のことなんかを合わせて考えていたら、ひょっとして理想的な世の中ってこんなんじゃないの?って思う「未来予想図」的なものが浮かんだので書いてみる。


女性の社会進出っていうのの目的はさ、経済的自立みたいなものも大きいわけでしょ。もちろん自己実現みたいなものもあるとは思うけど。
で、自分の財布を自分で持ちたいってことはさ、結婚する意味なんてないわけじゃない。好きな人と一緒にいたいとかって気持ちだけなら結婚しないで、付き合ってる状態だって同じことでしょ。だからさ、もう結婚なんていう制度自体がなくなる。現に今だって結婚(=籍を入れる)しないで一緒に暮らしてる人って多いでしょ。年寄りには同棲と事実婚の区別がよくわからないけど。(同じなのかな?)で、もっというなら一緒に暮らす意味というか、必要性もないと思うのね。だってそれぞれが自由にやりたいならむしろ一人で暮らしていた方がラク。で、会いたい時に会えるっていうのが一番都合がいい。だからもう一人ずつ住む。
で、そうなると子供とかはどうなるのかなってところだけど、これはさ、日本国民(全人類?)の義務として必ず精子卵子を提供しなくちゃならないっていう「制度」を作って、完全に人工授精(?っていうの?科学的な知識がないので間違っているかもしれない)で、更に仕事として妊娠・出産してくれる人が存在する。今、不妊症の人が誰かに産んでもらうことについて倫理的にどうとかっていう話もあるけど、この際自分で出産するなんていうこと自体が普通じゃないことにしちゃえばいいじゃない。それはプロの仕事、そしたらみんな平等でしょ。「孫はまだか」なんて聞かれることもない。(っていうか、既に「家」という概念自体が崩壊してるわけなんだけど。)産む側は仕事で、その道のプロなんだからさ、プロに任せちゃえばいいじゃない。これなら妊娠・出産で仕事を休むとか辞めるとかっていうことは全然考えなくてもいい。昔は乳母っていうのがあったでしょ(今もあるのかな?)これの超拡大解釈みたいな感じ。
で、その子が大きくなってきて育児がしたいっていう希望があれば自分の都合のつく時だけ世話をする。もちろんそれが誰の子かはわからないけど、そんなのどうでもいいことでしょ。今だって専門家の人達が言ってるでしょ。一緒にいる時間の長さじゃなく密度だから愛情を持って接していればいい子になるって。(あたしはそうは思ってないんだけど。)希望がなければ保育の専門家がプロとして愛情を持って接してあげればいいじゃない。今の世の中だって仕事をしている長い時間はプロに育ててもらってる。それと何にも変わらないと思う。で、当然だけど、子供はそもそも「国」のものだから(一個人のものじゃない)子供にかかる費用は全部国が負担する。もちろん一人一人から満遍なく税金はとるのよ。すごく平等じゃない。


中にはすごくお金持ちの人が「やっぱり自分で100%育てたい」っていう場合は「引き取り」みたいな制度があって、その場合は全部自分でお金を出さなくちゃいけないとか。
だからそういう人を見たら「お金持ちはいいなぁ」とか「あの人はお金持ちなんだ」みたいな、ある意味ステータス?
なんか、これから先はこういう世の中になるんじゃないかな・・・なんて思っちゃった。
メチャクチャ合理的な気がする。