政治家って情熱だけではなれないの?

総理大臣が新しくなったりすると新聞にその人の家系図みたいなのが載る。(今回も載ってた。)
そういうのを見るとなんとか大臣みたいになってる人って自分のお祖父さんとかも総理大臣だったとか、歴史の教科書に名前が載ってるような人となにかしら繋がりがあったりして・・・いつも「すげぇ〜」と思う。そしてそう思うのと同時にフツーの人が地道にがんばっているのでは総理大臣にはなれないんだろうなと思う。


まぁ、政治家でなくても親が先生だったりして自分も先生になりたいと思うとか、看護師だったお母さんの姿を見ていて自分も看護師になったとか、そういうのはあると思う。親の仕事を見ていればその仕事の大変さとか、逆に遣り甲斐とかも目の当たりにするわけで、そうすればその職業に対する気持ちっていうのもプラス、マイナス、方向は違っても他の職業に対するそれよりも強くなるってことはあると思う。


だから政治家の子供とか繋がりのある人が自分も政治家になろうって思うのは結構フツーなことなのかもしれない。けどなぁ・・・なんかあたしはイヤだなぁって思う。
色々な世界に「世襲」っていう仕組み?があるけど、政治に関してだけは「そういうのはないほうがいいんじゃないの?」って思う。じゃぁ政治家の子供は政治家になっちゃいけないのか?って言われると・・・そういうわけじゃないんだけど。
でもさ、先生とか看護師とかみたいなのって資格とか免許とか必要じゃん。「あたしが看護師辞めるから代わりに明日からあんたが看護師やって」ってそんな簡単なもんじゃないじゃない。もちろん資格とか免許とかなくて受け継がれていくものも沢山あると思うけど、それにしたって厳しい修行とか業界のみんなが推すとかさ。
政治家の子供もすごく苦労はしてるのかもしれないけど・・・なんかそういうのがないままにサッサと当選しちゃう、当選出来ちゃうような気がしてる。
あ、こんなのは政治の世界を全くわかっていないあたしの勝手なイメージ上の話だけど。