雪って空からのカーテンみたいだ

ひょっとすると雨(特に夕立みたいな強い雨)もそうかもしれないけど、個人的には雪はより厚手のカーテンみたいな気がする。



昨日の夜もいつものようにジョギング&ウォーキングに出た。(ここのところ寒さに負けて「出る」のが精一杯、いつも最短コースを行く。)
ゴールに向かうにつれて雪の量が多くなって、粒?自体は細かいんだけど、降りとしては本降り。たぶん雨なら霧雨とか、そんな程度の粒。けどホント、泣きそうな気分になる。


で、この程度の細かい雪なら、まぁそんなに暗くはならないだろうと思いながら歩いていたんだけど・・・・それでもドンドン暗くなっていく。(夜だからもちろん暗いんだけど、雪が降ると遠くの町の灯りも全く見えなくなる。道がなければ遭難すると思う。)自分の足でここまで来てる以上自分の足で帰るしかないけど、気持ちとしては「助けてくれ・・・」って感じ。
ところが・・・空にはまだまだまぁるい月がぼ〜っと明るい。
水平方向の光はたかが数キロ離れた程度でも見えなくなるのに、垂直方向にある月はクッキリとはいかないまでもフツーに見えてる。


なんだか自分をこの世から隔離するための空からのカーテンみたいだと思う。
ふぅ〜寒い。
家に辿り着いた時には自分の体に雪が積もってた。



あたし、雪は本当に大っ嫌いだけど、こういう状況はキライじゃないかも。深い霧の夜も確かこんなことがあったような・・・。