庇う、騙す、嘘をつく

昨日の夜、久しぶりに真夜中のジョギング&ウォーキングに出た。三日休んじゃったな・・・。
で、久しぶりなので、最近普通になっちゃってる最短コースじゃなく、ちょっと気張って通常コースを行ってみた。



とりあえず、今はもう踵はそんなに痛くないし(でも今も皮は薄いので普通の時とは違う)、筋肉痛だったふくらはぎもかなり回復してきてるので自分では以前と同じように走ったつもり。



・・・・・・しかし、やはりなにかが違うみたい。
よく、運動している人が「フォームが崩れる」みたいなことを言うでしょ。わたしは今まで本格的に運動をしたことが一度もないのです。運動部に入ったこともなく、せいぜい体育の授業くらいなもの。そんなあたしが「フォームが崩れる」なんてわかったようなこと言うのはとても恥ずかしいのですが、自分で走っていて昨日はこれを痛感した。
だって、本当に普通に走っているだけ(のつもり)なのに、メチャクチャ筋が痛くなってくる。上手く言えないけど「筋が硬くなるような」痛さ。けど、走っている時はなんだか「折角走っているんだから・・・」みたいな気持ちがあって途中で歩きたくないんです。なんかバカみたいな気がするけど、本当にそんな感じ。あ、あたしってマゾっぽいところもあるからそうなっちゃうのかも。
で、とりあえず自分のゴールに着いて一休みして、サテ、帰るかな・・・と歩き始めたら・・・もうね、痛いっていうのとはホントに違う、痛みはちょっとなんだけど足が硬い感じで歩くのも一苦労。


一人とぼとぼ歩いて帰る時、これって自分ではもう大丈夫だよな・・・と思ったけど体自身は大丈夫じゃなくて、無意識のうちにどこかを庇ってたんだよな、きっと・・・と思った。で、庇うことで今度は別な場所に影響がでる。


それって嘘をつくことに似てる。ウソってさ、ひとつじゃ済まないでしょ。
自分のついた嘘を本当にするためにはどんどんウソをついていかなくちゃならない。しかも矛盾とかあったらウソだってバレちゃうからキッチリ計算されたウソでないと。

あたしは自分のついた嘘をず〜っと覚えていられるような優秀な人間じゃないので、極力嘘はつかないことにしている。覚えていられないから「え?あたしそんなこと言ったっけ?」って自分の嘘にビックリすることになると思うから。


いずれにしても、他人でも自分でも、騙し続けることって難しいよね。
あたしは昨日、自分の気持ちを騙そうとしたのかも。