ダンナの優しさ

最近、自分、とっても体調が悪いのです。あ、今までも何度か言ってきてると思いますが、寝込むほど具合が悪いってわけじゃないのです。なんというか、精神的に「風前の灯」的な感じで、まぁ、もっとわかりやすく言うなら「うつ」っぽい感じ。もちろん医者の診断があるとかいうことじゃないですから「そんなの気のせい、やる気の問題」と言われたらそれまでです。
とにかく全体的に「ふぅ〜・・・」な感じ。



で、こんな感じだからダンナにも「一緒に寝ようよ」と声を掛けますが、ダンナはダンナで疲れているようで茶の間で転寝→朝ってパターンがほとんどです。
自分はなんというか「努めて」明るくいようと心がけているわけですが(特に家では)ここのところはダンナに向かっても「疲れた・・・」っていうことが多く、まぁダンナもそう言われてもどうすることも出来ないわけで・・・。




で、土曜日はそんな気分+頭も痛く、とりあえず薬飲んでちょっと寝て、はぁ〜・・・晩御飯作らなきゃな・・・と思っていくと、なんとダンナがご飯を作っておいてくれた。わぁ〜い、有難う。美味しくいただきました。
そして、その夜ですが、二晩続けてジョギング&ウォーキングを休んだので、でもとても走れるような体調でもなく、しょうがないから歩いて行くか・・・と出ようとしたら「具合悪くても歩きに行くんだ・・・」と言われ「うん、二日も休んだから今日は歩いていく。お父さんも行く?」と誘ってみたら、なんと「明日晴れてたらね」だって。へぇ〜・・・。



で、日曜日ですが、やらなくちゃならないことはやらなくちゃってことで気分はゴロゴロしていたいけど家事をして、その後昼ごはん。で、ようやくゴロゴロ〜ン・・・としていたらダンナが「戸隠まで行くか?」と誘ってきた。ご飯食べた直後で、ダンナはそれまで寝てたからいいかもしれないけど、アタシは朝から洗濯やら何やらやってるわけで、ちょっとくらいふぅ〜・・・なんてしてたいわけですよ。そしたら「なんだ、行かないの?」って・・・ホントに忙しい人だなぁ。
でもそこからドライブ。ホントならダンナと出掛けるんだからオシャレして出掛けたいところなんだけど、とってもそんな気力はなく、なんだろ、その辺の畑から来ましたって格好でそのまま出掛けた。


精神的に「わぁ〜い!!」って喜べる感じでもなく、でも緑のトンネルをくぐっていくとわずかでも気分が晴れる感じ。



途中、探検をしながら長いドライブをしてきました。




そして・・・夜ですよ。
実は自分、そのドライブだけでも「疲れ」があって(別にドライブなんか行かなきゃ良かったとかっていうのとは違いますよ、でもなんだろ「疲れ」てしまうのです。)内心「今日のウォーキングは休もうかな・・・」って思っていたのです。そしたらダンナが「よぉ〜し、散歩に行くか、お母さんは走ってくんだよね?」と言うから「お父さん行くの?じゃぁアタシも行く。走ってかないよ。」と二人で歩いて行った。


いつもなら不審者みたいな「完全装備」で出るのですが、昨日はホントに出る気もなく、しかもダンナも一緒だったので、昼間と同じくその辺の畑から出てきたみたいな格好のまま歩いていった。


ダンナと一緒はうれしいな。
フツーの道を、いつものコースを、ただ歩いていくだけだけど、気分は「ぴょん、ぴょ〜ん」な感じ。
終電車を見送って帰ってきました。





ダンナは普段、ホントに何もしない人なんです。それは普段の家事なんかについてもそうだし、例えば誕生日とか結婚記念日とか、そういうのに対する関心?(ケーキやプレゼントを買うみたいな)も薄く、そういうタイミングで何かをしてもらったとか、何かを買ってもらったとかっていうのが「ほぼ」無いと思います。
でもなんか、この土日のダンナの行動は、たぶん多少でもアタシのこと心配してくれたのかな、気に掛けてくれたのかな・・・って気がして、とても嬉しかったです。



なんか自分でもどうしようもないのですが、もっと元気になりたいです。