褒められて伸びる子、叱られて伸びる子

そんな感じのタイトルの本がありませんでしたっけ?




ちょっと前のことですが、親戚の集まりがあったのです。
まぁ御目出度い席でみんなご機嫌良くお酒を飲んでいたのですが、その賑やかな席で女性についての話が出たんです。まぁ簡単に言うなら「かぁちゃんはエライ!」みたいな話です。
で、その話の中でこういう席でしか会わないような関係の親戚の男の人から


「アンタはこの中で最低だ。」


と言われました。
もちろん酒の席なので冗談でしょうが、同じ席にいたダンナもそれはちょっと言い過ぎじゃないのかと思ったみたいで
「いや、いや、そんなことはないです。」
とフォローしてました。


アタシ、本当に正直に言いますと、こういうのにすごく傷つく人なんです。
冗談で言ったのか、酒が入っているからこそ本音が出たのか、その辺はわかりません。ま、自分としてはその人がどんな気持ちで言ったのかまではわからないのでとにかくその言葉を額面通りに受け取るしかないわけです、冗談かもしれないけど。


で、こういうのを聞くと、自分は出来た奥さんじゃないというのはわかってますが、赤の他人から指摘されるほど、つまりほとんど家の内情を知らない人間の誰が見ても「どーしよーもない奥さんだな」って思われるような人間なのか・・・・って本当に落ち込みます。(もちろんその場ではニコニコしてますが。)



そして本当に思うんです。
「こんな女と結婚している男」みたいな目でダンナが見られているとしたら本当に申し訳ないって。



アタシ、冗談て本当に気心の知れた人に対してじゃないと言えない人なので、まぁ性格の問題だと思いますが、こうやってほとんど会わないでいる人に会ってすぐに冗談?が言える人の気持ちがわりません。ホント、冗談なのか本心なのか。




何れにしても、アタシって劣等感の塊なので悪いところを指摘されると本当に落ち込む「だけ」で態勢を立て直すのに非常に時間がかかるんです。
こういう人間に限って「褒められる」ようなところが一つもないんだと思いますが、アタシは「褒められて伸びる子」なんだろうなぁ、たぶん。