「モチベーション」の違和感

あの、自分は心理学者じゃないし、うろ覚えというか、正確にわかってないでコレを書いていますが、「モチベーション」て「動機付け」みたいな意味じゃなかったかと思います。
(間違っているとしたら、今から書こうとしていることもびみょ〜に勘違いが入ってると思うので・・・そう思って読んでください。)




以前からなにか「違和感」というか、腑に落ちないというか、そういうのがあったのですが、震災後から今になってソレが「あぁ、そういうことか・・・」ってハッキリしてきたので、とりあえず書いておく。



公務員とか電力会社の給料が中小零細企業よりすごく良くて(例えば給料もそうですがボーナスも)でもそれを「減らせない」理由として「仕事に対するモチベーション」とか「優秀な人材を集める」ためとかって言うのを良く聞くような気がします。
(単なるアタシの印象かもしれないですが。)


で、思ったのです。


アタシは公務員なんかでも、例えば消防士とか警察官なんかは、その職業に就きたいと思ってなっている人達だと思うんです。「人のためになりたい」みたいなそういう気持ちからその職業を目指してきてる人達だと思うんです。(っていうか、そうであって欲しい。)
そしてそういうのって危険な仕事だと思うから給料がいいのは当然だとも思うんです。
でも基本は給料じゃなく、人助けをしたいみたいな、そういう気持ちだと思ってる。




そういうことを考えると・・・電力会社や事務職的な(と言っていいのかわかりませんが)公務員ていうのは例えばライフラインを担っているとか、市民の生活を良くしていきたいとか、みたいなそういう「使命感」みたいなものは特になく、給料だけのためにソコで働いているってことなんでしょうか?


原子力がいいのか悪いのかもアタシみたいな凡人以下の人間にはわかりませんが、そういうことを専門的に勉強してきてる人たちは「自分達こそが頑張ってなんとかしてやる」みたいな、気概とでもいうんでしょうか、そういうのはないんでしょうか?


お金ってとても大事なのはわかってます。世の中キレイゴトだけじゃ済まない。そんなのはよくわかってます。
でも、そういう気持ちで頑張ってる人は公務員や電力会社にはいないんでしょうか?



ベクトルが違うとは思いますが、バイトしながらでも頑張ってるタレント、俳優、芸人の卵さんとか、キツイ仕事でも人をおもって頑張ってる介護士さんとか、給料だけじゃないナニカのために頑張ってる人は沢山いると思います。
「給料=モチベーション」みたいに言われると・・・なんかすごく違和感を感じます。



(あ、言っておきますが、仕事は=ボランティアじゃないのもわかっています。だから気持ちで全てを解決しようとするのは間違いだとも思います。でも「基本」は気持ちが大事なんじゃないかとアタシは思っています。)