育児休暇取得

ニュースの感想というか、アタシはネットでちょっと見ました。
育児休暇を取得した人を昇進・出世させるとかってヤツです。
(ネットでは賛否両論あるようです。)



アタシは正直なところ、育児休暇取得したら昇進するとか出世するとかって、それが社会とか会社とかのシステムというかルール?であるなら、それはそれでいいんじゃないのって意見です。



が、アタシがこの記事読んで一番引っかかったのはエライ人かアタマのイイ人が


「子供を産んで得するくらいでないと子供を産もうと思わない」


みたいな意見(言い回しとかは違うと思いますが、アタシはこんな感じで受け止めました)を持ってることです。



以前、結婚について「生産性」とか「合理的」っていう言葉で量るのはどうか、みたいなことを書いてるはずですが、子供を産む(育てる)ことに対して「得」って言葉が出てくることに違和感を覚えます。
っていうか・・・そんなのが「得」なの?




ホント、世の中というか、世の中の大多数の人がこう考えているとしたらアタシは相当オカシイ部類なんだなぁと感じます。
「得」かぁ・・・。



子供を産んで育てていくっていうのにはお金も時間も体力も気力も、本当に自分の相当部分をかけていくもの(いかざるをえないもの)だとアタシは思ってます。今は子供を産んでも仕事を続けるのがいいみたいな感じで(もちろん経済的な理由でそうせざるをえない場合もあると思いますが)子供にかける「時間」なんかは減ってはきてると思います。
それでも総合的に相当な部分を占めるものだと思います。
それを正直なところ「ソノ程度の得」と一緒にしてもらっては困るって感じです。



しかも「ソノ程度の得」のために「じゃぁ子供10人産もうかな」なんて・・・思えます?
思うのなかぁ、世間の人達は。



悪いけど
少なくともアタシは
ライヒトとかアタマノイイヒトとかがこんな考えでいるうちは
子供の数は増えないだろうなって思います。