今後の贅沢な「趣味」

今までにも似たようなことを書いた気がしますが、最近テレビCMを見て、想像が現実に近づいているような気がする。



以前に書いたのは、今って日常的に体を動かすことが少なくなって「意識的に」ジョギングしたり、ウォーキングしたりスポーツジムに通ったり・・・みたいなことしてる。これって、すごく贅沢だと思います。
そもそも、人間てラクをしたいから自分の体を動かさないで日常生活に必要なことは機械(家電製品)にやらせておきながら「あぁ、もっと運動しなくちゃ」みたいな感じになってると思うんですよね。自分自身がそうですが、車を使うくらいなら自分の足で歩けよ、みたいな。(もちろん、単純に趣味で車を運転してるわけじゃなく、仕事なんかの場合はそこに「時間」も関係してくるわけで、じゃぁ歩いて行きます・・・みたいなのは難しい。)


裁縫みたいな仕事もそう。
もう完全に買ってきたほうが安い。プロにお願いする(オーダー)、素人が趣味で手作りする、なんてもう贅沢だと思います。
正直、ボタンつける、辺りまでが「日常」って感じです。



そして、最初のCMの話ですが、もう食べるものも自分で作る必要がない世の中なんじゃないかって思います。
お弁当だって、お惣菜だって、もう日常生活に困ることないくらいに売ってますよね。チルドとか冷凍とかも。
家で料理する必要ってあるの?って感じです。(ホラ、最近は共働きで忙しい人が多いし、別にご飯作るのは「主婦」の仕事ってわけじゃないと思ってる人も多いと思うし、そもそも「主婦」なんてないですよね、半分ずつ家事をやってるなら。)


というわけで、自宅で料理をする必要がないなら、台所なんて必要ないし、必要ないものに場所をとることもないなら「リビング」とかを広くしたほうが快適だろうし・・・ま、冷蔵庫と電子レンジがあれば(あと、ほんの小さな水周りの設備)事足りる。
ここで「食育」とか、「素材」がどうこういう言葉が出てくるのであれば、それはもう「贅沢」だと思います。
今の世の中でも「料理教室」に通うのってアタシは「贅沢」だと思うし、料理のための「設備」や「材料」を揃えるのも今後は「贅沢」になっていくんじゃないかな。



「家はお母さんがご飯つくってるよ。」
「えぇ〜っ!すごい、台所あるの?お金持ちだねぇ〜。」



なんて会話が出る日が結構近くにあるような気がする。