昔の「アニソン」

毎晩の真夜中のお出掛け中はず〜っと音楽を聞いたり、唄ったり(絶叫!)しているわけですが、ここのところ割合として昔のアニメのオープニングとかエンディングとかが多くなってます。


昔のアニメソングって良かったなぁ〜・・・と本当にしみじみ思いながら聞いたり唄ったりしています。
最近は全部がそうってわけでもないのでしょうが、フツーの曲をオープニングとかエンディングに使ってる感じで、アタシはそういうのつまんないというか、「浅い」って感じてしまいます。
昔は本当にそのアニメのための歌詞で、例えばヒーローもの、ロボットものみたいなのだったらそのロボットの名前とかヒーローの名前なんかが歌詞の中に入っていて、他の部分も主人公の背景とか悲哀みたいなもんが書かれていたりして、具体的というか、本当にそのもののために作られているから内容にもピッタリ!だったって思います。
けど、最近のは、そりゃぁどんな曲だってその曲自体の言いたい事、訴えたいことみたいなのはこめられているとは思いますが、まぁ正直漠然としてるというか・・・誰かが聞いた時に「あぁ、そう思う」っていうのはもちろんあると思いますが、そのアニメのために作られてるわけではないから、ピッタリ感が弱いんです。(まぁアタシに限ってそう感じるのかもしれませんが。)
あ、別にアニメの主題歌を専門に唄ってる人だけに唄わせろとかってことじゃないです。
そういうことじゃなくて、本当にそのアニメの内容にドンピシャってのを望んでいるんです。



そして・・・今となっては、ってことですが、昔は贅沢だったよなぁ〜。フルオーケストラでしょ?もう聞いてて気持ちがいいです。なにか、気持ちが高鳴るって感じです。(だからちょっと落ち込んでるみたいな今、聞きたくなってるのかも。)
なにか・・・アホみたいなことを言っちゃいますが、本当に上手い人達がみんなで心をひとつにしてすごく真面目に作り上げてるのが伝わるみたいな・・・熱い感じです。
きっと、もうこういうのは望めないんだろうな。



あ、そして聞きながら感じることですが・・・昔のヒーロー達は慎ましいというか、控えめ、謙虚だなぁってことです。
最初から身元がバレバレのヒーローももちろんいますが、誰がその人なのかわからないってのが多いように思う。だから歌詞にも「誰」ってのが多い。
今はもう気づかれないように、なんてこともなく、誰の前でも堂々と変身したりして・・・。