育児は終わる - ひっそりと

ニュースじゃないです。ネットの記事。




アタシってホント、つくづく冷たい人間なのだなぁと、こういう記事を読む時に痛感させられます。痛感というよりも何度も何度も「再認識」させられます。
世の中のお母さん方は本当に愛情深いんだなぁ。




アタシ、子育て中(今もまだ完全には終わってないと思ってる)に感動して涙が出るとか、子供の色々なことに対して一喜一憂するとか、そういうことが全くなかったとは言いませんが・・・それ以上に子育てってものについて「責任」みたいな部分を強く感じていて、正直なところ早く子育てから解放されたいってこの瞬間も思っています。



今までにも書いてることがあると思いますが、自分の子育てが完全に終わるのって自分の子供が死ぬ時だと思ってるんです。(ちょっと言い回しが違うと思います、自分は既に死んでるはずなので。)
自分の子供が死ぬ時に「あぁ、自分の人生幸せだったな」って、そう思いながら死んでいったとしたらアタシの子育て大成功ってことです。(自分が死んだ以降のことはアタシが手とり足とり、あるいはアドバイス的なことはなにも出来ないですが。)



そう思うと、親としての責任みたいなものは果てしなく続いていて、でもまぁそこまでじゃないとしても結婚して子供が出来て・・・ぐらいまでは「教えてあげられること」があるんじゃないかな・・・と。
(アタシは自分の気持ちとして結婚、子供っていうのは強く望んでいます。もちろん自分の人生じゃないから強制するつもりはないです。でもアタシの気持ちはそうです。)



そう思うと、正直プレッシャーというか、限られた時間のなかでやらなくちゃいけないこと・・・みたいなのが多過ぎて「間に合うのか」みたいな不安のほうが大きい感じ。
(言っておきますが、別に余命を告げられているとかそういう意味での「限られた時間」じゃないです。でも、自分の場合もう人生半分以上生きていて、当然ですが一日一日短くなっていってるんですよ。)
だから、一刻も早く自分の出来ること(子供に伝えたいこと、伝えられること)をしていきたい感じ。




そして、ソレと同時に最近思うのは、アタシがもっと良いお母さんだったらなぁってことです。
なんでもそうだけど、自分が渦中にいる時には心の余裕なんかなく、今の自分の余裕を持って当時過ごせていたらなぁ、あんなに怒ることなかったよなぁとか思う。
もっと優しく、もっとカワイイ、カワイイってしてあげれば良かったなぁ。
でも、当時はアレが精一杯だったんだよなぁ、出来てない自分を今恨めしく思います。