仮設住宅が空いてるって言ってたじゃん。

報道って、色々な会社がやってるわけで、そうなるとその会社がスポットを当てた部分だけが見えてるみたい。
(けど、本来そういうもんなのかな、報道って。)



昨日、ラジオで東日本大震災仮設住宅がものすごく空いているみたいなことを言っていた。仮設住宅って色々な場所に散らばって建てられているじゃないですか。平均して2割くらい、多いところでは4割くらい空いてると言ってたと思います。(メモとって聞いてるわけじゃないから間違ってるかもしれないですが、とにかく結構「空いてる」みたいです。)



で、今朝、情報番組を見ていたら自宅が壊れているけどそこで暮らしてる人が沢山いるみたい。たぶん「壊れてる」度合もそれぞれ違うんだと思いますが、取り上げられてた人は自宅の一部屋だけで生活しているみたいだった。(単純にテレビに映った見た目の印象だと家はボロボロに壊れていて、壊れたものなんかの片づけもされてない感じ。)
その中で「そこで暮らすより仮設住宅で暮らした方がいいんじゃないか」みたいな意見も出たのですが(アタシもそう思った、でも精神的なつながりみたいな、そういうのを優先して、なのかな、とも思った)そしたら、ホント、ビックリしたのですが、震災後に住宅を修理するだかなんだか言い方や条件とか、そういうのはわかりませんが、お金を受け取った人は仮設住宅には入れないことになってるんだそうです。しかも、その金額っていうのが50万とか100万とか、たぶんそんな感じ。(実際には条件とかでもっともらえるのか少ないのか・・・その辺はアタシはわかりません。)




家のガラスが割れました、ぐらいな修理で済むならそれで十分なのかもしれないけど、50万とか100万で家が元通りになるとは思えないよなぁ。
あ、そりゃぁ最初からそういう条件をわかっていてお金で修理するか仮設住宅に入るかを選択したんだろうと言われたらそれまでです。



けど、現状という意味で仮設住宅が空いていて仮に入りたい人がいるなら入れてあげてもいいんじゃないのって思います。
(それで入りたい人が殺到したら・・・まぁそれは抽選とか、みたいな話しになっちゃうかもしれないけど。)



家が壊れたのを元通りに、なんて全員分出来ないから金額を決めてることはわかるし、特に最初の頃は仮設住宅も足りないとか、そういう色々な都合があったんだろうこともわかります。
でも、少しずつ色々な状況が変わってきてるのも事実なんだから・・・もうちょっと柔軟な対応をしてもいいんじゃないの?って思います。