松枯れ

松本の方で松枯れ防止だかこれ以上広がらないようにだかで薬剤の空中散布を予定していたらしいけど、それが付近住民の健康被害への影響があるから中止して欲しいという声で実際に散布する会社が「出来ない」ということで中止になったみたいです。


アタシ、誰かが犠牲になればいいとは思ってないですが、もしこれで松の木が完全に枯れて山の松の木が生えてた辺りに木が無くなって(まぁそんなにすぐに影も形もなくなるわけじゃないですが)結果土砂崩れとか起きたら、それって市とか県の責任なんですよね、たぶん。



たぶん小学校くらいだと思いますが、理科だか社会だかの授業で山に木がなくなると土砂崩れが起きやすくなる、みたいなのを教わった記憶があります。
木は地中深く根を張っているから、雨が降ったりしても根っこのおかげですぐにザァーっとは崩れないみたいな感じ。
空中散布で薬剤吸い込んだりして健康を害する人が今まで沢山いたのかとか、薬品も時代につれて強くなってきてるのかとか、アタシはそういうのは調べたりしてるわけじゃないからわかりません。
けど、これで松の木が全部枯れて大きく張ってるはずの根っこもそのうち土みたいになって、そしたら最近のすごい雨みたいなのが降ったら結構簡単に山崩れみたいになっちゃうんじゃないの?


そうなった時に空中散布に反対してた人は市とか県とかに対策してないから、みたいには言わないのかな。



もちろん薬品撒くよりももっと安全でいい方法とかあって、それが薬品撒くのと同じくらいの金額で出来るならそれをした方がいいと思うけど、現状薬剤の空中散布が一番いいからやろうとしてるんじゃないのかな。



ホント、誰かが犠牲になればいいと思ってるわけじゃないですが、ではどういう方法があってどうするのがいいのか、みたいなことはちゃんと検討してるんでしょうか、反対してる人達は。