「誰かにやって欲しい」世の中。

自然災害が起きてから出てくるハナシ。


地震、水害、火山の噴火も。
こういうので犠牲になった方々は本当にお気の毒と思う一方、その後で遺族や関係者が国とか県とか市町村とかを訴えることって結構多い印象だけど、なんかなぁと思う。



先日、御嶽山の噴火に対して噴火警戒レベルを引き上げなかったこと、測定機器が壊れていたのに修理しなかったことの責任を問う、みたいに書かれていたのを読んで、こういうのを全部国とか県の税金でなんとかしようとしても限界があるのではと感じました。


以前に国の予算みたいなことについても書いてるような気がしますが、規模は全然違っても家計と同じですよね。
お金がなかったら優先順位の高いものからやってく以外にないと思う。
(今は相対的貧困とかいう言葉がありますが、基本的に誰かと比べるとかじゃなく、自分のお金のなかで遣り繰りするのが家計だと思ってます。そりゃまぁ住宅ローンとかみたいに一般的にたいていの人がローンを使ってるみたいなのがあることはありますが。)
なんでもかんでも国や県とか市町村にやれというなら、もう給料の8割か9割くらい税金として差し出さなくちゃやっていけないんじゃないかって思います。(そんなんじゃ働くだけムダって思うとしたら、それって現状でも働けるのに働かないで生活保護とか受けてる人が一部にいると思うけどソレとおんなじだと思う。)
今ってなんでもかんでも「無料にする」みたいな話しになりますが、膨大な借金していてお金がないのにまだ「無料」って、なんだソレって思ってます。


で、そういう不備をなんとかせいというのであれば、それこそ山だったら登山する人全員に入山料とか義務づけたらいいんじゃないの?って思います。
そのお金を登山道の整備とか観測機器のメンテナンスに使うんだったら登山してる人だって文句ないんじゃないですか?



イヤ、この際もし裁判で勝って何億とかの賠償金ていうんですか?それが出たとしたら勝った遺族の方々はその「私財」を投じて観測機器を完璧に整備してあげたらいいんじゃないでしょうか?
っていうか、責任を問うのも大事かもしれないけど、ホント全ての山に入山料を課すみたいな法律というかシステムを作るみたいな方に頑張ったほうがいいような気がする。
国や県や市町村に期待するんじゃなくて。