間違っているのでは。

少子化対策の一環なのかなんなのかわかりませんが、不妊治療の補助だかなんだかの対象年齢を40歳(だったかな?)まで引き上げるみたいなのをニュースでやってたような気がします。
少子化対策と関係あるとして感想ですが、なにか意味がないんじゃないのかって思います。


というのも、いつからこの手の対策を始めたのかは知りませんが、少なくともここ2〜3年とかいうハナシじゃないと思います。
で、実際に出生率が上がったのかというと(多少は上がってるのかも知りませんが)劇的な変化はないのでは。
ってことは「対策」として失敗してるってことじゃないの?



世の女性が仕事をする理由が「生き甲斐」とか「世の中に貢献したい」という気持ちが多くを占めているならともかく、将来のためにお金を貯めたいみたいな経済的な理由から仕事をしているんだとしたら(気持ちの中での割合のハナシで理由は一つではないというのはわかってますが)30歳までに産んだ子供にかかる全てのお金を全部国が出しますってしたらいいんじゃないの?そしたら例えば大学いかせるためのお金を貯めなくちゃ、みたいなのはないわけでしょ。(個人的には昔に比べたら色々なことが「無償化」されてるのでそこまでお金が必要なのか?って思ってしまいますが。)



そうしたらもっと子供を産んでもいいって人、増えるんじゃないかな。あ、もちろん一度決めたら何年後かに制度が変わるみたいなのはダメです。ずっとじゃないと。
「30歳まで」っていうのは生殖能力みたいなことを考えて。最近なら「35歳」とか?かな。


最近は「労働力」って言葉を使って女の人にも働いて欲しいみたいなこと言ってるけど、そもそも子供が増えて人口が増えたら「労働力不足」も解消するのでは。
あ、もちろん「生き甲斐」で働いている人はまさに「好き」で働いているんだから別に仕事辞めろみたいなこと言う気はないです。



なんかなぁ・・・いつ頃から少子化対策(=不妊治療かどうか知りませんが)始めたのかわかりませんが、結果が出てないならもっと違うやり方を考えた方がいいんじゃないのかな、年齢引き上げくらいじゃなくて。