「なんで?」って言われても・・・

080916今日の幻日

土曜日だったか、日曜日だったか・・・(たぶん日曜日だった気がする)
いつものようにウォーキングに出て、晴れていれば丸い月が見えて、たぶん本当にウォーキング日和みたいな日だったと思うんだけど、残念ながら雲だらけ。でも、なんか惜しい。よくわからないけど、見えてなくても「折角の満月」みたいな気持ちがあって「今日は遠回りしてくるから」って家を出た。


で、遠回りする気でいるから「今日は新コースでも開拓するか」といつもと違う道を歩いてみた。
ここのところ気温が低くなっているからなのか、あたしはあんまりノドが乾かないのね。もちろん「行き」は走って行くから汗もかく。だから自分のゴールとか、帰り道の途中で用意していってるお茶を飲んだりっていうのはある。でも夏の暑い時期に比べれば全然少ない。
けど、どうしたことか、この日はもうノドが乾いて、乾いて・・・。
結局自分で用意していった分はあっという間に飲みきってしまった。


あたしは普段からなにかあった時のために少し小銭を持っていってる。「なにか」って具体的になに?って聞かれても「なにか」としか言えないんだけど。だから、「『なにか』って、こういう時のことだよな、たぶん」って一人で納得しながら自動販売機を探した。


自動販売機じゃなくても、すぐに見えるところにコンビニもある。(ひとつだけだけど。)でも流石に真夜中に不審者としか見えない格好で入っていく勇気はなく、「やっぱ自販機でしょ」とコンビニは断念した。
最初は新コース開拓のためほとんど知らない道を歩いていたんだけど(キチンと舗装されてる道だと思ってフツーに歩いて行くと突然道がなくなったり、とんでもないところに出て引き返すなんてことはザラ)そのうちにいつものコースに復帰し、いつものコースならだいたいどの辺りに自販機があるとかってわかっている。だからそれを目掛けて歩いていくと・・・なんでか売り切れだったり、缶コーヒーばっかりだったりって・・・。(あたし、缶コーヒーってあまり好きじゃないの。)


結局、自販機を見つけてはフラフラ近寄っていって確認し・・・を繰り返すうちに、もう家に着いちゃったよ・・・。
その間ず〜っと片手に財布を握り締めていたんだけど・・・ホントお金なんか持っていても「なにか」の時にはあまり役に立たないもんだなって感じた。




この話を家のものにすると・・・
「お金なんか持っていってどうするの?使うところないじゃん。お母さんが歩いてるところなんて、田んぼや畑ばっかりじゃん。それに携帯持っていってるんでしょ?」
「たぬき歩いているようなところにお金持っていってもなぁ。なんで持ってってるの?」



いや・・・「なんで?」って言われても・・・やっぱ「なにか」あった時にために・・・ねぇ・・・。