パイプオルガン

日曜日にホクト文化ホール(長野県民文化会館)でパイプオルガンについてやるというのでダンナを誘って連れていってもらった。
以前にもこの企画?を見た記憶があって、でも日にちが迫っての都合はなかなかつけにくく参加するのはこれが初めて。


で、その企画のキャッチフレーズ?が「年に1回のパイプオルガンを弾ける機会」みたいに書いてあったので、もうメチャクチャ面白そう・・・と思って行ってみた。
ただし・・・あたしってどこに行くにもだいたいこんな感じなんだけど・・・まぁ、そんなに人は行ってないだろう・・・なんて思って結構時間ギリギリに行ったのよね。そしたらなんともうぎぃ〜っしりぐらいに人が集まっていて、本当に正直なところビックリした。主催している方々には申し訳ないけど、結構地味な催しだと思うのよね、私としては。


で、まずパイプオルガンの歴史というか、どんなふうに伝わって広まってきたか・・・みたいなお話と実際の演奏があって、その後で弾いてみたい人が順番で弾くという感じ。あ、言っておきますが、私はピアノすらジャンジャカ弾ける人ではないからとりあえず受け付けで「弾けなくても大丈夫ですか?」と聞いてみたら「大丈夫です」とのことだったので、そそくさと申し込みました。


パイプオルガンのつくり?みたいなことについての説明みたいなものは全くなかったので(つくりっていうのかどうかわからないけど)とりあえず自分の順番になったところで先生にその辺りを聞いてみた。パイプオルガンて周りに引いたり押したりするヤツが付いてるでしょ、それはなんですかって。あれはパイプの開け閉めみたいなものらしい。引くと開くんだったか、引くと閉まるんだったかもうよく覚えてないけど、とにかく機能はそんな感じらしい。あたしはあれはなんだろ、トロンボーンみたいな感じでなにかの調節(微妙な)かと思っていたので先生に「それって勘でやってるんですか?」と全く的外れな質問をしたら、先生が「これは空気が入ってくるようにするかしないかだから『サッ!』と素早くやらないといけないんです。ゆっくりやると気持ち悪い音になっちゃうんです。」と苦笑いされた。そっか・・・確かに「開け閉め」だったら微妙な調節もなにもあったもんじゃないよな・・・って自分でもちょっと苦笑い。ただし、最近作曲されたものの中にはそれを狙ってゆっくり引いたり押したりしなくちゃならないものもあるらしい。(前衛的なヤツってことかなぁ・・・?)
あと、パイプオルガン(全部がそうなのかどうかも知らないのですが)の鍵盤は上下2段になっていて、下が主旋律?なんだそうだ。で、上段で弾く場合下段と連動してると鍵盤がちょっと重い。(下段だけで弾いている時よりも。)
それから一番聞きたかったささやかな疑問・・・・。
パイプオルガンの鍵盤てピアノと色が逆なんだよね。で、それはどうしてですか?と聞いてみたんだけど・・・先生も「さぁ、どうしてですかねぇ、特に深い意味はないと思いますけど・・・」とのこと。
へぇ〜。あ、白と黒じゃなくて、白と茶色の場合もあるって。



なかなか面白いなぁと思った。
ここ1、2年くらい全くピアノにも触ってなく曲なんかなにひとつ弾けやしないのでちょっと音を出したくらいだったんだけど、あれはちょっと練習してなにかジャジャァ〜ン!って弾いてみたいな、と思った。
1年に1回らしいので来年に向けてなんか練習しておくか。


あ、ちなみに体験してたのはやはり小学生・中学生以下が多かったかな。大人になるとピアノやってるんじゃないかなって思うようなそれなりに弾ける人が多かったみたいな気がした。