練習

普段アタシは全く化粧をしないのです。(昔はそれでも眉毛と口紅くらいはちゃんとしていたんですがね・・・。)



で、ちょっと前に娘に口紅を選んでもらったのですよ。
アタシ、本当に美人じゃないから下手な口紅つけると「人間でも食ってきたのか?」って感じになってしまうのです。
だからホラ、よく化粧の仕方みたいなので「エレガント」な感じとか「クール」な感じとか「セクシー」な感じとか、自分が目指す方向によってアイシャドウとか口紅の色とかを変えるなんていう「高度」なことは出来ないのです。
唯只管、自分の唇の色に近くて「塗ってます」感のない口紅を探すんです。(だから最近の「パール」が入ってる?口紅は完全にダメなので更に選択肢は狭まる・・・。)


で、娘がパッと見アタシの唇の色に似てる無難なのを選んでくれたのですが、とりあえず家でつけてみると・・・意外なほど発色が「良すぎて」なんか「カワイイピンク」な唇に見える・・・。もう大袈裟なことを言うなら「オマエ自分の歳わかってるのか?」って感じなんです。
ふぅ〜・・・。



なんかホント、容姿にこれっぽっちも自信がないので、化粧してるとわかるだけでもイヤなんです、ホントに。もう被害妄想?と言われるかもしれないですが、「化粧してキレイになったと思ってんのかよ・・・」って思われてそうで、ホント、イヤなんです。
はぁ・・・。




で、とりあえず口紅をつけてみて「うひゃぁ〜・・・」と思ったので、ひょっとして顔全体化粧してみたらどうよ?って思ってしてみたのです・・・。
イヤ、マァ、自分の顔は見慣れてるんでこんなもんだってわかってますよ、何しても。




そして夜遅くにダンナが帰ってきて、当然アタシの顔を見ますが何にも言わないから気付かないのかなぁ・・・と思い



「お母さん、今日化粧してるんだよ。」


と言ってみると・・・



「・・・わかりますよ、どうしたのかなぁ・・・と思って・・・。」


だそうです。







恥ずかしい・・・・練習ですってば・・・。