努力と結果

自分としては自分の努力を認めて欲しいし、努力している他人の努力も認める人間でありたいと思っています。


でも社会に近づくにつれ努力よりも結果重視になる。
当然です。
「努力」なんて、まぁ悪く言うなら自己満足ですからね、どんなに努力しようが、全く努力しまいが結果が同じなら過程なんて外からは見えない。
新入社員だった頃、メチャメチャ強く言われました。アタシって本当に不器用で時間ばかり掛かって結果に結びつかない人なので。(今もね。)



何かコトを成してる人達は「思い続ければ叶う」みたいなことを言うし、アタシも何かをするに当たっては強い気持ちとそれを実行に移す行動力?が必要だと思いますが、一方で誰でもがその目標を達することが出来るわけではないという「ネガティブ」な気持ちも持っています。




今、原発に対する対応なのか、電力会社に対するものなのか良くわかりませんが、あんなに頑張っているにも関わらず「子どもじゃないのだから『努力』しましたでは済まない」みたいな意見を見掛けたりします。確かにそうかもしれません。「しょうがない」じゃ済まない結果になってからでは遅いと思う。
だけど、二度、三度と体験したことがあって尚且つ同じ失敗をしているわけじゃないように思うのです。一生懸命頑張っていても初めてやることだから「もっとこうするべきだった」みたいなことだってあるんじゃないでしょうか、そういうことも許されないんでしょうか。
人の命が懸かってることだっていうのは十分わかってますが、やってる人だって(特に現場で作業している人達なんかは)命懸けで頑張ってる。
傍でただ見てる人間、しかも自分を含め然程日常生活に不便を感じるような状況にない人間が「結果」だけを論うべきじゃないように思います。