アタシもだよ。

女性向けの雑誌を立ち読みしていたら離婚した人(読者から)の投稿があって、その人はず〜っと離婚したいと思っていたけど、なかなかタイミングが合わず(子供とか親絡み)実際に離婚したのは離婚したいと思ってから何年も経ってからだったんだそうだ。で、その時に相手(ダンナさん)が「ずっと楽しくなかった」って言うのを聞いて、あぁこの人もそうだったのかと思った・・・そうだ。




なんかアタシはコレを読んで、ものすごく悲しく不安になった。




前に息子となにかの話をしている時に「お母さんはお父さんと一緒にいるのが幸せ」みたいなことを言ったのです。そしたら
「そりゃぁお互いがそう思ってたらいいけど、そうじゃなければ殺されちゃうかもよ。」
「へ?」
「だって、片方がしつこく一緒にいたいとかいうから世の中で殺されてる人が沢山いるんじゃん。」
と冷静に言われちゃったのですよ。イヤ、まぁ確かにそうなんですが。
(ちなみに別の機会に娘からは「お父さんは離婚したら再婚出来ると思うけど、お母さんはもう結婚出来ないと思うよ。」と言われた・・・。これまたその通りと思います・・・。)



そんなわけでダンナに聞いてみたのですよ。



「アタシと結婚して楽しい?」



ダンナ曰く「楽しいって・・・それはわかんないけど、結婚して良かったとは思ってますよ。」




まぢで?




世の多くの夫婦はお互いを「対等」と思っているかもしれないですが、少なくともアタシはダンナがアタシのことを拾ってくれたと思っています。なんで拾ってくれたのかは今もって全く不明ですが、ダンナが本心からそう思ってくれてるんだとしたら本当にうれしいし、実はそうじゃなくてアタシに気を遣って言ってくれたのだとしてもその気持ちがうれしいです。
ダンナは基本的に無口な人だし、そうそう結婚記念日とか誕生日とか、そういう時に何かをプレゼントしてくれるみたいなのも普段の家事を手伝ってくれるとか、そういうのもほぼない人です。そういうダンナからこういう言葉が発せられるとは全く考えてもなかったのでビックリしました。アタシはまた「ハイハイ、楽しいですよ」みたいにあしらわれるか「はぁ・・・どうなんですかねぇ」みたいに濁されるんじゃないかと思ってました。



客観的にみたら別にフツーのオジサンだってのは私もわかってますが、それでもアタシの中ではアタシの知る世界の中で一番イイオトコだと思ってるし、結婚したかったし、ずっと一緒にいたいし・・・アタシもだよ。