玉手箱

昨年、実家の母が手術+入院をし、これまでほぼ親孝行をしてこなかったアタシが、本当にささやかで親孝行というほどのもんじゃないですが、年越しに向けて通販でお節料理を注文して送ったのです。


アタシ自身が御節料理を頼んだことは一度もないので、正直なところ本当に写真通り、またはほぼ同等のものが届くのかちょっと不安があったのですが(ホラ、ニュースになったスカスカお節のこともあるので)両親はとても喜んでくれて


「まぁ、本当に玉手箱みたいで、好きなものばかりで嬉しかったわ。」


と言ってくれました。
然程離れたところにいるわけでもないですが、逆にソレがなかなか行く時間をとれない原因でもあるように感じる。



たぶん・・・誰の親も子供がしてくれたことには「うれしい」っていう部分を増幅させた感じで気持ちを伝えると思うんです。ちょっとくらい不満があったとしても、ソコは伝えないというか、まぁ伝えるほどのことでもない、みたいな。
アタシもそこそこ長く生きてきてるので、親の言葉を額面通りに受け取っているわけではないですが、それでも多少でも喜んでもらえたことがとても嬉しいです。


ホント、親孝行なんていう域にも届かない些細なことですが。