正しい人の心と政治

ちょっと前に息子は学校で「ワーキングプア」について勉強したらしい。(どんな感じの授業内容かはわからない。)

で、


「みんながキチンと正しいことをしないとダメだ。」


という感想をもったらしい。私としてはワーキングプアとその感想がどういうふうに結びついているのかはよくわからない、だって聞いても難しいんだもの・・・。
私は単純に政治(政策?)だけの問題ではないと思うけど、でも政治の問題も大きいんじゃないかと思うのでそう言ったら


「もし政治のせいでそういう状態に陥っているんだとしても、普通の人達がみんな正しくキチンとしていたら政治の方が転覆していくはずだ。」


という答えが返ってきた。
現実問題として、本当にみんなが正しく生きていたら悪い政治(政策)も上手くいかなくなって当然のようにいい政治になっていくかといったら・・・私としてはそんなに上手くいくのかな・・・と疑問に思ってしまう。
けど、確かに本当にみんなが正しい心でいたとしたら、みんな間違いなく税金を払って、みんな選挙に行って、結果として正しい人(正しいみんなが選らんだ正しい人)が当選して・・・たしかに悪い政治家みたいな人は自然になくなっていくんだよなぁ・・・とも思う。


ま、人の心が「正しい」だけってのは有り得なく・・・結果としてこういうのは単なる「理想」ってことになってしまうんだろうなぁ・・・。




でも、言ってることに間違いはないと思うよ。