デート

半月ほど前に家の給湯器が壊れたと書いてるはずです。結局新しいのと取り替えて今は普通にお湯が使える状況ですが、使えるようになるまでの2週間くらいはお風呂に入れなかったのです。
で、家は2世帯住宅なのでユニットバスの小さいのがお父さんちにもあるのです。なので一般的な時間にお風呂に入れる娘は毎日お父さんちのを使わせてもらってたのですが、真夜中に帰ってくるダンナはそうはいかないのです。
(余談ですが、以前「完全2世帯住宅に住むくらいなら、そんなに顔合わせるのがイヤなら一緒に住まなくちゃいい」みたいなことを言われたことがありますが、顔を合わせるのがイヤなわけじゃなく生活時間帯が完全に違うので食事やお風呂を一緒にするのはお互いに難しいと思うのです、家の場合。)



そんなわけで、私とダンナは(まぁ私は本当は一緒じゃなくても良いのですが)深夜まで営業している「銭湯」に行ってました。
その行き帰りの短い時間が自分にとってはしあわせなデートの時間でした。「銭湯」と言っても歩いて数分なんていう場所じゃないので車で出掛けるのですが、その車の中で「今日ねぇ〜こんなことがあったんだよ」とか「明日は帰りが遅いから」なんていうごくフツーの会話をし、入り口で「先に出たら待っててね」って別れて、あがって出てきて先に出てるダンナを見つける。で、また二人で帰ってくる。
神田川」みたいな趣はないですが、アタシにとっては本当に貴重な時間でした。


自分としてはわざわざお風呂に入りに行くのは時間もお金もかかるから自宅のお風呂が使えるようになったのは有難いことなのですが、一方で「あぁ〜ぁ、もう真夜中に二人でお風呂に行くことはないのか・・・」と思うと残念というか、淋しい感じ。




あ、文章にするとなんか「キレイ」な感じですが、傍からみてたらヨレヨレのオジサンとオバサンが真夜中に連れ立って銭湯に来てるのは・・・正直侘しい感じと思います。
アタシなんか髪の毛乾かすこともなくボウボウのままですから。(他の方々はみんなドライヤーできれいにしてるけど、家のダンナはお風呂が短いのでなるべく早く出なくちゃって、そんなことしてられません。)