が〜まるちょば

が〜まるちょば

ず〜っと前にテレビに出ているのを見て「すごい人達だなぁ〜」って思っていたのです。だけど、とにかくこういう人達が田舎に来ることってまずないんです。言葉は悪いかもしれないけど、田舎にくるのはあまり知られていない人か、逆にものすごく有名な人で「なんで来てくれたのかなぁボランティア的な気持ちから?」って勘ぐってしまう感じ。
なので、テレビで「公演決定!チケットのご予約は〜・・・」ってやっているのを見て「まぢで?」って思いました。


当然ですが、家中のモノに
「ねぇねぇ、本当に面白くてすごいんだよ!行かない?」
って声を掛けたのですが、案の定と言いますかダンナと娘は
「・・・いいや、行かない。」
とつれない返事。
以前のテレビを一緒に見ていた息子だけが
「オレは行きたいです!」
とメールを返してきたので二人で行ってきました。



いやぁ〜・・・上から目線な言葉しか思いつかないのが申し訳ないのですが、本当にすごいし、面白いです。これぞエンターティナーって感じ。なんていうか「上手い」です。
素人なので「技術」?的な上手・下手はわかりません。っていうかそんなのどうでも良いです。でも舞台運びとでも言うんでしょうか?メチャメチャ上手いです。
なんでも「ライブ」って舞台でやってる役者さんとか歌手とかと観客の呼吸っていうんですかね「心の遣り取り」じゃないけど、そういうのが上手くいって良いものになると思うんですけど、まさにガッチリ鷲づかみみたいな感じです。そりゃ、オーケストラの演奏とか演劇みたいなのってアカラサマな遣り取りなんてないので、そういう意味ではまぁ「ノセヤスイ」みたいなのはあるかもしれませんが。
で、本当にすごいなぁと思ったのは「盛り上げる」みたいな観客とのやりとりも然ることながら、二人(が〜まるちょばは二人なのです)の息が「気持ち悪い」ぐらいにピッタリなんです、ホント。こういうのって場数を踏んでいればこうなるのかどうか私にはわかりませんが、「気持ち悪い」のが見ていて「気持ち良い」んです。ホントにすごいです。



普通のコンサートみたいな公演てだいたい2時間じゃないですか。なのでアタシは勝手に2時間くらいかなって思っていたのですが、息子は「だってパントマイムで2時間もやるの?そんなにやってられるの?」って言ってましたが、実際に休憩入れて2時間くらいでした。なんていうか、内容というか楽しさ?は時間以上、チケットの金額以上でした。


いやぁ〜本当に良かったです。



だから終わってから
「こんなにいいのになんでお父さんもほのかも来ないのかなぁ、来れば良かったのになぁ、もったいないよね、こんなにいいのを見ないのは。」
と二人で言いながら帰ってきました。
ホント、見なきゃ損です。



毎年来てくれないかなぁ・・・なんて無謀なお願いはしませんが、せめて何年かに1回くらいの割合で来てくれないもんかなぁ。
っていうか、今回も何故来てくれたのかわかんないくらい。
世界中で公演してる人達ですから別にこんな田舎に来る必要ない感じ。
それでも来てくれたのはホールの人が強く呼んでくれたからなんだろうか?それとも「たまには田舎もいいかも」って思って来てくれたんだろうか?



何時になるかわかんない次回を気長に待っています。
お願いします、また来て!