アタシは勝手に解釈してますよ。

ニュースじゃないです。ネットの記事です。


【「夫婦茶碗」はなぜ妻用のほうが小さい? フランス人の指摘がネットで話題】で検索すればヒットすると思います。興味があったら読んでください。


この記事を取り上げた人?が

フランス人の結婚祝いに夫婦茶碗を送ったら「なぜ妻の方が小さいのか、夫より少なく食べろという意味か」と眉をしかめられた話。言われてみれば差別的かもな。夫より多く食べる妻だっているはずなのに、その可能性を初めから食器が否定している。



↑このようなコメントを付けているのですが、アタシの解釈は違います。あ、まぁ差別といえば差別ではあるかもしれないけど。



本来の意味とか昔はどうだったかみたいなのは全く知らないのですが、これってさ、嫁ぎ先でご飯をいっぱいたべられない(積極的に食べられない、おかわりしたいなぁと思っていても言えない)お嫁さんに対してダンナとか、義理の両親とかが「茶碗が小さいんだからおかわりしなよ」みたいに言いやすくて便利なんじゃって思ってるんですよね。
ダンナと同じ大きさだったらダンナとハッキリ比較出来ちゃって「ダンナよりいっぱい食べるのって・・・」みたいな感じになりかねないじゃないですか。


アタシって能天気なのかな?
なにか、ホント、本来の意味とか全く知らないのですが、日本人てすごく直接的な表現を避けて相手のことを思い遣るとか察するとかっていうことをすごく大事にするじゃないですか。
だから「夫より少なく食べろ」みたいな直接的な感じではなく、もっと、更に一歩進んで(なのか、一歩下がってなのか?)物事を考えるみたいなとこがあるように思う。
今時は結婚する時に娘に寝具は持たせないかもしれないけど(本人が使う分じゃないですよ)それも、親が嫁ぎ先で泊まるようなことがあった時にこれを使ってくれ、みたいな感じで持たせたらしい。(アタシも昔の人なので布団を持たせてもらいました。)




あ、これとは全然別なんですけど、アタシの無知故に両親に後悔させたことがあるんですよね。
それは、結婚した後の「嫁呼び」とかいうので(たぶんそんな言い方だったはず)本家の家によばれた時のことですが、茶碗にどう見てもフツーよりは大盛なご飯が盛られて出てきたんですよね。アタシってそういうのマナーとして「残したらダメ」みたいに思ってたし、自分自身としても残したくない人だったから「頑張って」残さず食べたんです。
それを実家に帰った時に話したら「それは、こんなには食べられないから・・・って言えば良かったんだよ」と、つまり遠慮しないでって意味で出してるんだから「こんなにして頂いて有難うございます」という意味で「こんなには・・・」って言えば良かったらしい。
もちろん残さず食べてるんだからそれはそれでギリギリぼーだーらいん上かちょっと外れてるかも・・・ぐらいかと思いますが、こういう暗黙の了解みたいなのを知らない自分が恥ずかしかったです。
なにかすごく日本人的だと思うんだけど。