最近ニュースで某コンビニの本部とコンビニ店のオーナーとが24時間営業を巡って対立しているっていうのをやっています。
【「24時間営業限界」 FC店と本部対立】で検索すればヒットするかも。(ちょっと変えているので・・・。)
まぁザックリ言うとこれまでオーナー夫妻+バイトで24時間営業してきたが、奥さんが亡くなってバイトを募集しても集まらない→結果24時間営業は無理だから「一方的に」時間を短縮して営業してる。本部からは24時間営業出来ないなら契約違反でその場合は1700万はらって看板を下ろせと。
このニュースの感想みたいなのは結構コンビニ店のオーナーの肩を持つ人が多いみたいですが・・・アタシの感想はちょっと違う。
まぁ人でなしと言われるとは思いますが、アタシは本部側の対応は間違ってないと思う。
そもそも24時間営業が必要か、みたいな話とは内容が違うと思うわけです。(個人的には24時間営業は不要だと思ってます。コンビニに限らずですが、何時も言ってるように営業時間外は電気すら消して欲しいと思ってるくらいです。)
で、そもそも「契約」ですよね、これこれこういう内容でって契約してるんだから24時間営業はしなくちゃダメなんじゃないかと思うわけです。でも奥さん亡くなってるんだよ、特別な事情があるんだよっていう人もいるかもしれないけど・・・そういうこと含めて契約に対する考え方が甘いのでは。
だって、例えば一般人が一番してるんじゃないかっていう住宅ローンなんかの契約だって、事情が変わったからって払わなくて良くならないですよね。例えば返す金額を変更するとかっていうのはたぶんあるんじゃないかと思うけど、それも一方的に返せなくなったから勝手に金額少なくって出来ないと思います。よくあるのは(最近は知りませんが)ローンを借りてる人が亡くなった場合は借りる時に入ってるはずの生命保険で以後のローンはナシになるってヤツ。けど、例えばですが、夫の名前でローン組んでて、妻が亡くなったとかって場合「妻が亡くなったから収入が少なくなって払えない」ってなった時「じゃぁもう払わなくていいです」とはならないと思う。
それとおんなじじゃないの?
ハッキリ言って貧乏人は(もちろん家がそうですが)そういうことも考えて保険入ったりっていうのが必要なんだと思う。(アタシは保険屋さんじゃありません。)
本当にお金持ちだったら保険に入る必要ないけど、いざって時のために入るのが保険でしょ。だからこのオーナー夫婦だって、どっちかが亡くなって店が回らなくなることも考えて2000万とか出る保険に入っていたら良かったんじゃないかと。
そうすれば違約金払って結構一般的なスーパーみたいに10時ー7時くらいの営業に出来るじゃん。
あと、この人がお店を出した時と周囲の状況が変わってる(近くに他系列?のコンビニもある)とか言うのも「ソレ、関係ある?」って思っちゃいます。だって、コンビニに限らずですが、そういう先のことも考えてそれでもやる(できる)って思って契約したわけですよね。そういうのを持ち出すのはちょっと・・・って思います。
(だって、ひょっとしたら自分ちの前にコンビニが出来るってことも全くないわけじゃないし・・・。)
あと、違約金が高いっていうのも・・・それも最初からわかっていたことだと思うし(小さいのでいうなら携帯電話だって2年縛りで決まった期間内じゃなければいくらかでも解約金みたいなのがとられたはず、今はそうじゃないの?)そもそもオープンに向けて本部の方で色々負担とかしてるんじゃないの?まぁその負担が本当に1700万かどうかは知りませんが。
色々お気の毒ではあると思うし、ニュースでこれだけ取り上げられたら「例外」みたいな感じで時短営業OKってことになるのかもしれないけど・・・個人的にはそういうことまで考えて契約するべきじゃないかと思うので・・・なにか色々言われる本部がかわいそうだと思う。
契約ってさ、それくらい重いもんじゃないの。