世の中には色々な人がいるってこと。

ニュースじゃないけど、ネットの記事で読みました。
【突如はじまった謎のサービス「レンタルなんもしない人」を人々が必要とする理由】で検索すればヒットすると思います。


以前NHKのラジオで取り上げられていたのを聞いたことがあったのですが、その時は「ふぅ~ん、いろんなこと考える人がいるもんだなぁ」ぐらいな感じでした。その時は「場所取り」とかには便利かもなぁって思ったような気がします。(っていうか、場所取りが「使用例」として出たかどうかも覚えてないので、それがOKかNGかもわかりません。)



で、今回これを取り上げて書こうと思ったのは・・・昨日テレビで『世界の果てまでイッテQ!』を見ていて、その時に「女芸人遠泳部」だったかみたいなのをやっていたんです。(正式名称がそうだったかは自信がないです。)そこで、某女芸人さんが「応援しないで欲しい」みたいなこと言っていて(テレビの中ではみんなが「えぇ~っ!!」みたいな感じで笑ったり、その気持ちがわからない、みたいな反応)アタシはメチャクチャ気持ちがわかるというか、全く同じ気持ちかどうかはわかりませんが、アタシも応援されたくない人なんです。


応援されると「迷惑」みたいな、そこまでハッキリとしたマイナスな感情ではないのですが、なにか一人で集中したいというか、一人で頑張りたいというか、相手に「なにか」思われることがイヤなのかも。


例えば自分がすごく苦しくてはぁはぁしているみたいな時に「あぁ苦しいだろうなぁ、頑張れ!!」みたいに思われたり、逆に「頑張ってるなぁ、あとちょっと頑張れ!!」みたいに自分自身に対してなんらかの感情を持たれるのがイヤなのかも。


言っておきますが、ホント「迷惑」みたいな、そういう感じの「イヤ」ではないのですが、「アタシ」というものに対して「感情」を持って欲しくないのかも。


で、そういうアタシからするとこの「レンタルなんもしない人」を単なる道具として使うのであれば便利かなとは思うのですが(ホント、場所取りとか、1人で入りにくいお店への同行みたいなこと)一方で記事で例に挙がっている「愚痴をただ聞いてほしい」「離婚届の提出を見届ける」みたいなのは、正直なところアタシは寧ろ他人に関わって欲しくない、みたいに思ってしまうんです。上手く言えないし、またやってる人は「プロ」なので心底なんの感情もなく対応してくれるのかもしれないけど、アタシとすると「アタシに対する感情」を少なからず持ってしまうのではないかと(それをアタシを含め誰にも漏らさないとしても)それがすごくイヤなんです。


イヤ、ホント、プロだから「あの時はあぁだったんだよなぁ」みたいなことは誰にも言わないだろうし、仮に言ったとしても個人が特定できるようなミスはしないんだろうと思います。
けど、アタシとするとなんらかの感情を持たれること自体がすごくイヤ。


なので、アタシからすると「利用したい人がいるんだなぁ」ってビックリすると共に、使い道を知りたいなぁみたいなのはあります。(というのがあるから「書籍化」されてるんでしょうね。)



見られたくない人がいれば誰かを必要とする人もいる。
本当に世の中には色々な人がいるってことだなぁ。



あ、見られたくないとか言いながら、テレビ見ながら「がんばれぇ~」とかは言ってるんですが。



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これ書いてから思い出しました。以前「サンキューハザード」「御礼ハザード」について書いてると思います。(書いてなかったらすみません。)


なんかネットの記事やコメントでは「ハザード出されてイヤな気はしない」みたいに感じる人が大多数(というアタシ個人の印象)みたいですが、アタシは例えば合流や駐車場から道路に出る時なんかに入れてあげた時にサンキューハザードとか出されるとホント、イヤな気持ち(までのハッキリしたマイナスな感情ではないですが)になります。
一番の理由は運転に集中して欲しいからハザードなんか出してる場合かって思うのですが(ハザードのスイッチとか全く見ないで押せてるならまぁいいですが)他の理由としては自分がしてもらって嬉しかったら他の人にも同じようにして欲しいっていう気持ちがあるからです、お互い様っていう。


というようなことを以前書いたと思いますが、ここで・・・たぶんアタシはアタシに対しての「有難う」みたいな感情を持たれることがそもそもイヤなのではって気がしてきました。
他人から「ヤなヤツ」みたいに思われるのは、そりゃもうそんなふうには思われたくないですが、逆に「有難う」みたいな「イイヒトだ」みたいなプラス方向の感情も持って欲しくないみたいな。
まぁ端的に言うなら「アタシに対してなんとも思って欲しくない」ってことじゃないかと思いました。
もう存在にすら気付いてほしくないくらいな。


・・・みたいなことを考えるとホント、アタシっていつ引きこもりになってもおかしくないのかも。
(これも以前引きこもり予備軍みたいな内容で書いたような気がします。)