高齢者が起こす自動車事故

昨日87歳の男性が運転する車が「暴走」して何人もの人が死傷した事故。
こういう事故がニュースになると運転免許は18歳からっていう下限があるのだから年齢の上限も設けるべきだってハナシが良くでます。


でもアタシは思うのです。
年齢の下限て技術だけの下限ではないんじゃないかと。
免許に限らずですが「責任とれるかどうか」っていうのが大きいんじゃないですか。例えば小中学生とかが何かに参加する、みたいな時も「保護者」のサインが必要だったりみたいな。
事故起こした時にちゃんと責任とれるかってこと。事故対応もそうだし、その後の修理とか相手に対する補償とか全て、そういうことを他人任せにしておいて「運転だけ出来る」っていうのは責任とれるっていうのとは違うと思う。
だから現状の交通事情の中で(特に田舎)年齢の上限設けて免許返納っていうのは、アタシの中ではちょっと無理があるんじゃないかと思います。
もちろん、「責任とれるかどうか」って、命の責任なんてどうやってもとれるわけないから認知機能とか身体能力とか、そういうのの厳しいチェックは必要だと思う。なんていうか、完全に「OK/NG」みたいなキッパリした判定、人間が「まぁ大丈夫かなぁ~」っていうようなのじゃない白黒ハッキリつけるようなチェックが必要だと思う。そういうチェックの頻度は年齢制限つけて何歳以上は毎年、みたいな感じにしたほうがいいと思う。(そうすると人手不足で手が回らないとか言われるんだよね、たぶん。今も高齢者の講習?って予約待ちとか聞くし。)



ってことは・・・免許更新の時に人間が対応しているうちはこういう事故ってなくならないかもね。
全部パソコンかなにかで判定して「自動発券」するようにして、有無を言わせずダメなものはダメってしたらいいと思う。
そしたら文句のつけようもないんじゃない、だって基準に達していないんだから。


それでも「いやいや、免許必要なんで」っていう人は新たに免許とればいいだけ。
けど普通の感覚なら改めてお金出して自動車学校通ってまで免許とろうという人はいないはず。
(いたとしてもフツーに免許とれたなら運転しても問題ないわけだし。)