子供か。

うちのダンナ、年末くらいから「神経痛」らしいんです。
あまりの痛さに病院にもいって「一応」診てもらったんだけど、骨折とか内臓とかのヘンな病気ではないみたい、と言われたそうです。
で、結果として痛み止めの薬を貰う程度で、仕事が忙しかったこともあり、現状とにかく薬に頼っている感じです。


けど、ハッキリ言ってもういい感じに時間も経ってきてるのに一向に良くなってきてるようには思えない。(まぁ本人じゃないから痛みの度合いとか全然わからないからね。)
で、仕事は相変わらず忙しいみたいだけど(っていうか、そもそも「最近はヒマ」みたいな、定時で帰ることなんてこれまでの会社人生?の中でほぼないと思う)とりあえず、3月過ぎて「落ち着いてきてる」みたいだから


常に痛そうにしてるダンナに向かってアタシと子供が


「医者行ったら?」


って言うわけです。そりゃそうですよね、もう数か月間ず〜っと痛い、痛い言ってるんだからそれ以外言い方ってある?


すると・・・



「そうやって『行け、行け』言われると行く気がなくなる」


だってさ、子供かよ。
なんか子供の「勉強しろ、勉強しろ」って言われて勉強する気なくなったみたいだね、と言ったら


「なんかそういうこと言われて、言われたことをするのがイヤなんだ、他人の言いなりみたいなのがイヤなんだ」だってさ。



ふぅ〜・・・なんだ、ソレ。
それを聞いた子供が「だったら他人の前で【痛い、痛い】みたいなこと言わなくちゃいいんだよな」と言っていた。
アタシも同感。


アタシ自身アピールじゃなくて、自分の発散のために「あぁ〜腰が痛い」みたいに言うことってあるんです。
それは他人になんとかして欲しいみたいなことじゃなく、自分の気持ちを単純に放出したいみたいな感じです。
それとおんなじなのかもしれないけど、ダンナを見てると「アピール」に感じるんだよなぁ。
痛い、痛い言ってるダンナを見てるとフツーの反応として「医者行けばいいじゃん」と言いたくなるんだけど、コレ、見て見ぬふりみたいな感じでイタイ、イタイ言っていても「無視」してたらそのうち医者に行くのかなぁ。



なんかホント、なんだろ、まぁアタシ自身もそうだけど、まぁまぁもうおじいさんになってきていて「頑固」になってきてるのかなぁ。
まぁ行く気がなくなると言われたから、もうホントに「無視」というか、ダンナが痛いって言ってるのはアタシの中で「無い」ことにしようって思いました。



そして、アタシ自身のこと。
人間の三大欲求に睡眠(眠り)があると思うけど、アタシ、ホント子供みたいで寝てるところに声を掛けられるのがハッキリ言って「一番」腹が立つんじゃないかと思う。(あくまでもアタシ自身のことです。)


そんなアタシなので(自分でマヂギレぐらいに頭にくることがわかってるから)他人に「起こして」ということはほぼないです。どんなに短くてもキッチンタイマーを使うとか、フツーに寝るなら目覚まし時計を使うとか。
そんなアタシに、休日ダンナがヘンな時間に声を掛けてくる。



たとえば昼ご飯食べてみんなで茶の間でゴロゴロしてる時にアタシはたいてい転寝したりするわけです。
そういう時に「お母さん、買い物行かないの?」とか。
もちろん「今起きてもらわないと困る」みたいな状況で声を掛けられるのはもうしょうがないというか「必要」なことじゃないですか。それはしょうがないと思うんだけど、買い物?今?って感じなんです。
イヤ、もっというなら行きたかったら行けばいいじゃん、みたいな感じ。
アタシが行くついでに行くっていうなら待ってればいいし、逆に「今」行きたいなら自分で行ったらいいじゃんて。



こういう正直緊急性のないことで寝てるところに声を掛けられるとアタシの怒りは突然MAXです。
自分でも子供みたいって思うのですが、コレはもうある意味「生理的」にダメです。っていうか、まさに生理的なもんですよね。
完全に不愉快MAXです。
怒ってる自分についても「冷静に」なんか子供みたいだなぁって思ってはいるけど、その不愉快を抑えることが出来ない。
で、たぶんですが、こういう時になにか言葉を発すると絶対にマイナスな結果に結びつくだろうことがわかっているから「不愉快です」って顔のまま黙っている。(っていうか、もう完全にこの状況がマイナス状態であるのもわかってるのですが。)



で、静かなまま自分の怒りが静まるのを待つのみって感じ。



なんかなぁ、もう家族を何年もやってきてるのにダンナはこのアタシの習性みたいなのを全くわかっていないみたいでいまだにヘンな時間に声を掛けてくる。
はぁ〜ホント、しなくていい不機嫌を「ダンナの不用意な声掛けのせいで」してる気がします。



ダンナにしても、アタシにしても・・・・ヘンなところがコドモ。
オコチャマ過ぎる。