「ニーニー」という方言。

朝ドラを見ています。

ドラマとしての演出だというのはわかりますが、アタシの中では大変な違和感。
基本的にアタシは方言に対して好意的な受け止めをしているつもりなのですが、どうもこの方言にだけは・・・。


沖縄出身のネイティブな方にお尋ねしたいのですが、この「ニーニー」という言葉、アタシの中では「お兄ちゃん」みたいな感じの言葉かと思っているのですが、実はもっと守備範囲の広い「兄」「お兄様」「兄上」「お兄ちゃん」「他人のお兄さん」みたいな色々な使い方が許される方言なんだろうか。
そうであれば主人公外、登場人物が様々な場面で使うのも納得ですが、単純に「お兄ちゃん」という意味合いなのであれば、いくらなんでも沖縄出身を強調?したいとしても「うちのニーニーが」みたいなのはちょっと「世間知らず」も甚だしいと思う。
(「うちの兄が」って訳すことも出来る万能な言葉なのかな、と思いながら見ている。英語で「I」が色々に訳されるのと同じように。)


50~60年前と30~40年前、現在と社会情勢的なものは違うから当時は自分のお兄さんのことを他人に話す時も「兄」とは言わなかった(言わないのが普通)ということも考えられる。
でも、アタシの感覚としては社会人ともなれば(間柄にもよるけど)自分の兄のことを「お兄ちゃん」とは言わないし、なんなら言葉の使い方がちょっとおかしい人だなって思ってしまう。(実際にヘンなの、と思いながら見てる。もちろん「ニーニー=兄」って意味もあるのかな・・・とも思ってはいるのですが。)


方言に詳しい人がいらっしゃれば「当時の沖縄の方言」について教えていただきたい。