とりあえず意思表示をする。

アタシ、三兄弟の真ん中です。
兄とアタシは4歳、アタシと弟は5歳離れています。


よく、親と何歳まで一緒にお風呂に入っていたか、みたいなのがありますが、アタシの記憶では小学校高学年くらいまでだったと思います。


が、亡くなった父(や母とかも?)は「中学生になっても【喜んで】一緒に入っていたよなぁ」と言っています。
コレ、父としては一緒に入れるのが嬉しくて、なんというか過去の出来事を『美化』?してるようなところがあったのかもしれない。そして、それが「良いこと」だと思っているから兄弟家族が実家に集まるような時とか、親戚とかが集まるような時にそういうのが話題になる時にソレを話すんですよね。


アタシ自身としては、ひょっとして本当に中学生くらいまで一緒に入っていたとしても別に積極的に一緒に入りたかったわけでもなく、むしろ一人で入りたかったわけですよ。
けど、みんなが和気あいあいとしている時にわざわざソレを否定したところで(少なくともアタシにとっては)何の意味もないから、まぁ喜んで話してるんならそれでいいやと思ってきてる。


あ、父の名誉のために言っておきますが、別にセクハラとか虐待とか、そういうのはアタシは全然思ってないし父にしてもそういう気持ちがあったとは思えないです。
単純に一緒にお風呂に入る時って(たぶん)必ず弟も一緒で、親からしたらまとめて一緒に入ってしまえばラクみたいなのがあったのだと思う。
(いつまでも子供扱いというか・・・一人で入らせるのが心配だったんじゃないかと思う。溺れるとか。)


なので、今時の「トラウマ」とかみたいなそういうのは全然ないのですが、一方で「別に喜んで一緒に入っていたわけではない」というのをこの際ハッキリさせておく。(父は既に亡くなっているし、誰かにソレを認めさせたいとかいうわけではないのですが・・・。)


ちなみにアタシが一人で入りたいと思ってたのは一人でゆっくり湯舟につかりたいっていうのと、今もそうですがアタシってメチャクチャ長風呂なんで時間を気にせず入りたかった。
セクハラとか虐待とかじゃなく、そういう自分の希望があったから一人で入りたかった。


昔話って自分の中でいいように解釈して話すことが(たぶん)ほぼ全ての人にあると思うんだけど・・・他人の心みたいに本人にしかわからない事に対して「~だった」みたいに話すのは、アタシ自身としてホントやめようと肝に銘じたい。