感情

以前「上手な叱られ方研修」っていうのについて書いてると思いますが、それにも繋がることだと思う。



今の世の中、どんだけみんな気が長いのか知りませんが「子供のことを【怒ってはいけない】」っていうのがスタンダードになってるように思います。(アタシの勘違いならすみません。)
「怒る」のではなく「叱る」のだと。



アタシはコレ、以前からず~っと疑問に思っていて(たぶん10年とか20年くらい前にそういうこと書いてるはず)、というか感情を出すことのなにがいけないのかと思っている。
感情を出すんじゃなくて、例えば八つ当たりみたいな、自分(怒る側)の鬱憤を晴らすためみたいなのとか、最初から感情的っていうのは良くないと思いますが、たぶん世の中に生きてる人の多くは最初から怒ってるわけじゃないと思うわけです。(稀にスタートから怒ってる人もいるとは思う。)


最初は優しく注意する・・・みたいなところから始まって、でも何回言っても直そうとしない(直す気がない)みたいな時に、人って「怒る」んだと思う。
理不尽な要求でない限り、この場合怒られる側に問題があって、「当然」まではいかないにしても怒られるのはしょうがないのだと思う。(あくまでも怒ることです。これで殴る蹴るとか、それは良くないと思う。)


でも、今はそんな状況でも怒ったら怒った側が悪いことになる。


こんな感じだと、それこそ社会に出るまでに「他人の感情」に晒されることなく、社会に出て初めて「叱られ」て(?・・・でも、ホントにみんな「ほんわり」とした感じだけで成人近くまで生きてこれてるとしたら、今の世の中ってすごいな、とも思う)その気持ちを上手く自分の中で処理出来ないというのは、無理ないことなのかもと思う。
(でも「叱られ方」であって「怒られ方」じゃないんだよね。)


感情って気持ちってことでしょ。
プラスな気持ちもマイナスな気持ちも、やはり体感しておくことは大事なのではって思う。