やっぱり怖い、夜の猫

昨日は猫をつるために「食べられる煮干」を持ってウォーキングに出かけた。他所のお宅で飼ってる猫なのか、野良猫なのかわからないけど(でも一応民家から出てきたように見えた)餌付け?をしようという魂胆。

で、最初、姿は見えなかったけど、とりあえず歩道と車道を区切る縁石の上にパラパラと置いておいた。私は同じコースを何度も繰り返し歩いていて、次に通った時には子猫の姿があった。「うひゃ!ラッキー!」と思ったんだけど、向こうは相変わらず警戒していてなかなか近づいてこない。

そのうち、多少でも慣れたのか、ものすごく恐る恐る近づいてきて(こっちは脅かさないようにじ〜っと小さくなって、でも口では「にゃ〜」なんて言ってたんだけど)地面についてた私の右手をクンクン探っていた。しめった子猫の鼻が肌に触れて「うふふ」と嬉しくなったけど、とりあえずこっちがちょっと大きく「ふぅ〜」なんて息をしただけでも後ずさりするくらいなので、まぁ先は長いと思いながらじっとしていた。

結局、昨日もなでなですることなく帰ってきた。



真っ白な子猫だと思っていたけど、実物は耳と尻尾がグレーのなかなかおしゃれな猫だった。



それにしても・・・たぶん家の中で夜見る猫はただ「かわいい」ってそれだけかもしれないけど、街灯の明りだけの道端で見る猫は・・・・怖い、怖過ぎる。で、向こうも何か言いたいんだと思うけど、「ニャ〜」って口を開けると小さい歯が見えたりして・・・ますます怖い。で、瞳が大きいでしょ、暗いから。そんな目で見上げられると・・・これまたすごく怖い。いや、昼間の瞳が細い状態であの暗さの中で見上げられたらもっと怖いかもしれないけど・・・。


あとね、人間の赤ちゃんとかもそうだけど、誰もいない、何もないはずの空間を見つめてニヤッとしたりすることがあるでしょ、あれみたいに、大きな目で絶対私じゃない私の後ろとか、猫の後方(私からすると前方)を振り返ったりするのよ。これが結構怖い。なに?何かいるの?って感じ。
私は幽霊とかお化けとかそういうのもどちらかと言えば信じているほうだけど、とにかく薄暗い道端という状況からしても、本当に怖いわけ。


あと、動物だから仕方ないけど、少し離れたところから見た時に「キラァ〜ン!!」みたいに目が光っていると・・・・・うぅ〜怖いよう・・・・。


と言いながら、今日も「食べられる煮干」を持ってウォーキングに行くつもり。
うふふ、楽しみ、楽しみ・・・でも怖い。