春先の微妙な色合いの木が好き

まだ葉っぱが本当の葉っぱには見えないような時期、木の枝っていうのかな、そういうところ全体がぼわぁ〜っと赤茶色と黄緑色が混じったような本当に微妙な色合いになる。
葉っぱが葉っぱみたいじゃないので、なんていうんだろ、枝に色がついてるっていうか、枝が霞んでるっていうか、そんな感じに見えるのね。

それから少しすると(ちょうど今くらい)葉っぱはまだ完全な葉っぱじゃないけど、色だけはもう赤茶が完全になくなって黄緑になってる。赤茶色の時に比べれば葉っぱは大きくなってるけど、それでもやっぱり立派な葉っぱじゃないので枝全体がぼ〜っと黄緑色っぽく見えて、この頃の木も好き。

山も、山全体がそういう色になっていて、本当にこれから完全に緑になるまでは毎日毎日変化していく。


そういえば、今日は山の上の方は寒そうな雲がかかっていて、たぶん霙とかそんな感じだったんじゃないかと思うの。少し前に梅や杏の花の話を書いたけど、木の芽も出てきてから雪が降るとか霜が降りるとかってことがあると・・・今年は自然の植物はキチンと育たないんじゃないかと心配になる。