そういう巡り合わせ

昨日の夜、たぶん8時過ぎくらいだと思うけど、
多少の雲はあったものの、すごく月が綺麗で、「こりゃぁ、今晩はウォーキング日和じゃないか」と思った。で、いつも「行き」はジョギング、「帰り」はプラプラ歩いて・・・という感じだけど、流石に今日から仕事なので昨日は家を出る時間を早くしてプラプラ行くか・・・という気になった。




・・・しかし、家を出ようと思っていた時間近くには、空は一面の雲。星どころか月さえ見えやしない。
なんだよ、それ。


でも珍しく「早く出よう」と思ったその気持ちがもったいなくて・・・・「そうだ!久しぶりに一時間走るか」と思い立ち、実行した。
最近あまり体調が良くなく(とは言っても日常生活には全く影響のない程度)1時間なんて走れるのかな・・・と、自分自身で意気込みながらも弱気、けど頑張りました。
途中、自分自身としてメチャクチャキツイ坂道があるんだけど、その辺はもう歩いているのと変わらない感じ。自分のイメージとして走ってるってだけのこと。
あたしは本当に運動ってものをしてきてないので自分の体を分析出来ないんだけど、単純に足腰の筋力がないのかな。ものすごいスピードで走ってるわけじゃないので体力とか心肺的にはもっと長い時間を走れそうな気がするんだけど。



そして自分のゴールに着く頃には幾分空も晴れてきてまぶしい月が見えた。



昨日は長く走って疲れたのと、なぁんとなく色々考えたいことがあって、そのゴールで仰向けにゴロンと寝転がっていた。(たぶん20分前後くらい。)
で、その時思ったことは、野宿ってこんな感じかな、野宿してる人って毎日こういう空を見てるのかなってこと。
あたし、野宿ってしたことないんだよね。キャンプじゃないよ。「野宿」
屋根みたいに自分を覆うものがないところで寝袋に入っているだけっていう状態。
私がゴロンと寝転がっているところはフツーのコンクリート(たぶん)なんだけど、昨日は日中の気温も上がらなかったから、そのコンクリートがひんやりしていた。今までもそうやって寝転がって星を見てたりってことはあったけど、結構温まっていて「いい気持ち」って感じだったから、本当に「寒かった」んだなぁと思った。

寝転がっている私と空は平行で、空はすごく深くて怖い。宇宙遊泳なんてしたことないけど、こんな感じかなって思う。怖いよ、絶対。