手を繋ぐ

アタシってダンナのことが大好きなんです、今も。
今も独身で恋愛していた当時と同じくらいダンナのこと好きでダンナのこと「アタシの知る世界で一番イイ男」だと思ってます。
いい歳をしたオバサン(イヤ、年齢的には限りなく「オバアサン」に近づいてると思うし、既にこの年齢で「オバアサン」の人だっているはず・・・)がペラペラ言うことじゃないとは思いますが、なんていうか、「例え」としてその表現が一番正しいのです。



で、そういう気分でいるからか?昔からアタシってものすごく「ベタベタ」したい人なんです。でもダンナはというと根本的に「ベタベタ」するのがキライなので、例えば「手を繋ぐ」程度のことも出来ればしたくない感じ・・・。



ちぇっ・・・つまんねぇ〜の・・・




アタシ、いつもそう思ってます。



が、最近ちょっと思うようになったのです。
「ベタベタ」するのがキライっていうのは本当だと思いますが、それ以上に「知ってる人に見られるのが恥ずかしい」んじゃないかなって。
だから生活圏内で手を繋ぐとかっていうのはもう完全に「イヤ」な域に入ってるように思うのですが、これが遠く離れた場所だと結構「イケる」感じ。




昨日、修理が終わった車を引き取りに行ったのですが、都会の駅は広くてアタシにはサッパリだけど、ダンナは多少住んでた時期もあってわかってる。そしてこういう機会でもなければ手を繋ぐことはそんなにもないので、イヤがるかなぁ・・・と思いながらも控えめに手を繋いでみると・・・意外にもダンナはちゃんと握ってくれて、アタシはこういうのがものすごくうれしいんです。


ふふん〜♪



そんなわけで、駅からの道も(ここはお互い知らない道ですが、地図を覚えているのは記憶力の良いダンナの方なので)ダンナに引き摺られるようにしながら手を繋いで歩いて行きました。
天気も良かったし



はぁ〜デートしてるみたいだぁ〜♪



って、ホント、いい歳をしたオバサンですが、気持ちは付き合ってる時の「彼女」みたいな気分です。(でもたぶんダンナには一切そういう気持ちはないと思いますがね・・・。)





もっともっといっぱい手を繋ぎたいし、たまには頭をなでなでするくらいもして欲しいなって思うけど、
でもまぁいいや。
またどっかアタシ達のことなんか知ってる人がいない場所で手を繋ぎたいなぁ、もっといっぱい、もっとずっと。