ここまでくると「面白い」と思うから書いちゃう。

ネットのニュースで読みました。
興味があったら読んでください。【遭難女性が救助の警官にブチ切れ ブログで「何様なの?」「酷い対応」】で検索すればヒットすると思います。


ザックリ言うと山で遭難し、救助を要請したら来た警察官の態度にイラッとした、みたいな内容。


当該のブログは読んでないので、ニュースの記事を正しいものと解釈しての感想です。本当に上っ面な感想なので勘違いもあると思います。
けど、なんか読んでいて面白かったので書いちゃいます。
なんか「全て」を舐めてる感じがイラッとするのを通り越して面白いです。


三重県の標高1200mの山に女性が一人で登ったそうです。
地図は持っていなく、登山届けも下山のルートを決めてなかったから書かなかったとのこと。


アタシはこの山のこと自体全然知らないし、そもそも登山をしないからわからないのですが、こういう感じって登山をする人達には一般的な感じなんでしょうか。
う〜ん・・・自分の住んでるところが既に標高が高く海抜0mから登るのと標高500mから1200mに登るのとでは感覚が違うと思うけど、もし難しい山だという気持ちがあればもっと慎重であるべきだと思うし、逆に結構初心者向けの山だとして(今回のは初心者向けだというコースらしい)・・・道に迷うことってあるの?
メチャクチャ天気が悪かったとかそういうことなのかな。
最近て結構山に登る人が多かったりするから「そこそこ人が登る山」だときれいに整備されてたりするじゃないですか。もうそこから不思議。


でまぁ道に迷ってしまったのはしょうがないことだと思うんですよ。
誰でもそうなる可能性はあると思う。だからソコはしょうがないと思います。

で、彼女は「これはもうだめだな、これ以上進んだら死ぬ」と思ったらしいんです。
アタシ、ホント、自分が登山をしないので「これ以上進んだら死ぬ」と思うような状況になったことがないのでよくわからないんですが・・・やっぱり救助を求めるのは早い方がいいんですかね、手遅れにならないうちに。
だから彼女は携帯電話で警察に救助を求めて(この後の経緯がニュースではよくわからないんですが)近くを通るロープウェイの職員の助けを受けて安全な場所に移動したところで救助のためにやってきた警察官と合流したそうです。



ロープウェイの職員にどう助けてもらったのかとかわからないですが・・・ロープウェイの職員は彼女のこと見つけられたの?ロープウェイが通ってるようなところにいたの?なんかホント不思議です。
ロープウェイ通っているようなところだったら・・・(まぁ険しさはその山によって千差万別だと思いますが)なんか下って行くことも出来たのでは?


で、まぁ合流した警察官の態度が良くないって書いてるんです。(ロープウェイの職員のことは大絶賛してるみたい。)


しかし!アタシはここで思っちゃったのです。
彼女がどんな感じで救助を要請したかはわからないですが、万一「遭難してこのままでは死にそうです」とか言って電話してきたのに結果、会ったらピンピンしてる(ようにアタシには感じられる)としたら・・・もし、アタシが警察官だったら「なんで電話してきたの?」みたいな気持ちになっちゃうかな。
イヤ、ホント、ピンピンしていたかどうかはわからないです。その時既にヨレヨレで大丈夫かなぁコノヒト・・・みたいになっていたのかもしれないです。



で、仮にピンピンしていたんだとしたら警察官から「説教」されるのは当たり前ぐらいにアタシは思っちゃいます。(だってさ・・・初心者向けのコース迷ってしかもなんてことはない、元気だったとしたら・・・。)
更に、「詳しい事情を聴くために近くの警察署に移動することを求められた」ことに対しても不満があるみたい。なんでも「予約していた旅館の夕食の都合などもあって取り調べを手短にして欲しいと依頼したところ」警察から「警察はサービス業じゃないんだ」と反論されたって。



う〜ん・・・アタシはこの辺りを読んで「これはもうだめだな、これ以上進んだら死ぬ」と思ったと言ってるけど、実はこのまま山の中をウロウロしていたら旅館の夕食に間に合わないから警察呼んだほうが早い、みたいに思ったんじゃないの?って邪推してしまいました。


彼女は「山で遭難した人に対する対応って、もっと優しくなりませんか?普通(略)あんな態度がとれるのって、人としておかしいと思うんです」とも書いてるようですが・・・たぶん警察官もヨレヨレになって明らかに具合が悪そうな人に対しては優しく接すると思うんですよね。けど、この女性救助を要請した割には元気な感じだったんじゃないですかね、フツーに夕飯の心配出来るくらいに。


なんか細かいところが色々面白く・・・最近の山に登ってる人達ってみんなこんなに「気軽」な感じで山に登って救助を要請してるんですかね。
ちょっとビックリを通りこしてホント面白いと思ってしまいました。
救助を要請されて出張らなくちゃならない方々本当にお疲れ様です。