モノを捨てられる人って思いを引きずらない人なのかもって思いました。

これまで何度か断捨離とかモノを捨てることについて書いてきてます。アタシの感覚としては捨てることが趣味なのか、趣味がないのか、ぐらいに思って納得してますが、最近どんなカタチであれ(どんな理由付けであれ)モノを捨てられる人って思い出とか気持ちをひきずらない人なのかもっていうのもプラスされました。


これはきっとアタシが歳をとったからかもしれない。



アタシは基本的にモノが捨てられない人です。が、そうは言っても「コレはもう要らないよね」ぐらいな感じでモノを捨てることは沢山あります。で、その時にメチャクチャ悩んで捨てたものなら後になって「あぁ~ぁ、アレ、やっぱり捨てなきゃ良かった」って思うことがあっても「そういうことあるかも」って思うのですが・・・アタシはそういうのじゃなく、捨てる時には結構アッサリ「コレはもう使わないな」って捨てたものに対して、今になって「そういえばあの時要らないと思って捨てたけど・・・アレ、捨てなくちゃ良かったかな」って「思い出す」んです。もちろん捨てたもの全部に対してそう思ってるわけじゃないですが、例えば自分が中学とか高校の時に着ていたモノとか。
もちろん今ではもう着られない(サイズ的に)かもしれないけど、要らないと思って捨てたのと着られなくなって捨てたのでは(アタシとしては)気持ちが違う。今になって「アレとっておけば良かったなぁ」って思ったりします。(こういうのは弱いけど「後悔」というのでは。)
つまり・・・たぶんアタシは買う時に「吟味しすぎる」くらいに吟味して買ってるので、その時に「もう着ない」と思って捨てても、気持ちが残っているというか・・・もうホラーみたいなものですが「種火」というか「オキ」みたいなのがず~っとあるんだと思う。だから何かの拍子に思いだしたりすると「捨てなきゃ良かったなぁ」って。


よく3年使わなかったらだか、5年使わなかったらだか捨てるみたいなのも聞くし、そもそも普段忘れてるんでしょって言われるかもしれないけど・・・アタシの気持ちとしては思い出して「捨てるんじゃなかったなぁ」って思うくらいなら、精神衛生上残しておくほうがいいかもって思います。



だから、お部屋がキレイになってるのは、それに越したことはないですが、やはりアタシの場合はお部屋の散らかり具合と自分のストレスのバランスのとれるところで留めておくのが一番良いのだと思います。(他人から見て「メチャクチャ散らかってるね」って思われるとしても。)