速度が違う。

最近ようやく気付いたこと。



アタシ、なにかほぼ全てに対して一生懸命になれないというか「情熱的」になれないので、勉強でも趣味でも、よくテレビでも一芸に秀でるというか、一つのことに対してもう神業みたいな感じの人が紹介されたりしてるのを「すごいなぁ、あんなに頑張れるの、あんなに一つのことに集中出来るのはすごいなぁ」って思いながら見ています。


で、なんで自分はそうじゃないのかなってよくよく考えてみました。
他人のせいにするわけじゃないですが、たぶんアタシは先生に恵まれないというか、環境が良くなかったんじゃないかと思う。あ、もっと根本的なことをいうならアタシがあまりにも「鈍くさい」っていうのが一番の原因だと思う。


学校の勉強でも趣味でもそうですが、まぁ指導する立場の人(先生)がいると思うわけです。そしてなんでもそうですがフツーは「時間という制約」があって、授業ならこの一時間でどこまで進むみたいな目安があると思うんです。そうしてたぶんフツーに「出来る」ヒトはその時間内で知識なり技術なりを習得していけるんだと思う。アタシは全てにおいて回転が遅すぎて(パソコンで言ったらCPUの処理能力不足みたいなもの)例えばみんなが10分で理解できることがアタシは一人だけ60分かかるみたいな感じ。そうなるとやってる内容にアタシだけがついていけない状況になり、当然ですがそこから先はわからなくなって、最終的には「どうでもいい」ことになってしまう。賢い人は「だったら予習、復習したら」って「思いがち」だろうけど、とにかくわからない人間が予習したところでわからないところがわからないんだからなんの意味もないです。(ということを賢い人に言ったところで「わからないところがわからない」っていう状況をたぶん完全には理解してもらえないだろうから「なんでわからないの?」ってなると思う。)


では、マンツーマンでやるようなことなら大丈夫じゃないの?と言われそうですが、それにしたって先生の思う進捗度みたいなのがあるはずなんです。先生は教えてる側だけど(たぶん)先生にしても自分が教えた相手の「成長」みたいなものを感じたいというか、何回教えても上達しないような相手だったら「はぁ~なんで言ってることが伝わらないんだろうな」みたいな気持ちになるのはしょうがないことだと思う。
そういうのってさ、教えられてる側ってなんとなく感じるもんです。



そうなるとなんというか、やる気がなくなる、は言い過ぎですがそこまで情熱的な気持ちではなくなる。
あ、言っておきますが他人のせいにしたいわけじゃないです。単純にアタシ自身の気持ちの問題なので。
だって、テレビで紹介されるような人達は「独学」だったりして一人でも情熱的にやってるわけだから単純に気持ちの問題っていうのはあります。だからたぶん、アタシ自身がアタシの処理能力の低さに「耐えられない」「待てない」んじゃないかと思う。



なにか時間かかってもいいんだよっていう、他人から、そして自分自身の「許し」みたいなのがあったらアタシにもなにかしらの「特技」があったかもしれない。