すぐ泣く。

以前なにかで書いてるように思うけど、アタシは人間て生まれてから死ぬまで(というか年齢を考えた時)で、赤ちゃんから大人になって赤ちゃんに戻っていくと思っています。


流石に体が赤ちゃんほどに小さくなることはないけど(というか、むしろ赤ちゃんくらいになったら良いと思っている)、身体機能や感情的なものは本当にそうなんじゃないかと思っている。


20代、30代、40代くらいを、まぁ人生の一番良い時期としたら、そこから先は(もちろん個人差はあると思うけど)どこかが痛いとか、物忘れをするようになったとか、理性より感情が優先されるようになるとか、最後には(まぁ医学的には「そういうことじゃない」と言われるのでしょうが)認知症になって全てのことが良くわからなくなったり・・・。


で、アタシは子供の頃(たぶん小学生の中高学年くらいまで)は結構すぐに泣くヒトだったわけです。
子供に対しては言わないかもしれないけど、よく「泣いて済むと思うな」とか「涙で同情を誘う」みたいなことが言われますが、別にかわいそうだと思って欲しくて泣くわけではなく、ハッキリ言って「タダ」涙が出るのです。(まぁ「タダ」とは言っても「感情」がないわけじゃないけど。)
まぁ、良く泣いていました。もうしょっちゅうです。


大人になると、そこまでしょっちゅうではないですが、家で、家族でテレビを見てたりする時に泣いたりはありました。
(音楽を聴いて泣くこともある。)



でも、なんというか、子供の時に比べたら全然泣く頻度は少なくなってたはず。



ところが・・・最近本読みのボランティアを始めようとしていて(まだ「デビュー」前です)本を読むのですが、その本を読んでいて泣けてくる。ものすごい「感動物語」というわけでもないと思うのですが、まぁまぁアタシの気持ちには「刺さる」のだと思う。
自分一人で本を読むんだったらどれだけ泣こうが勝手だと思うのですが「本読み」だからフツーに声を出して読まなくちゃならないわけです。
そうなると、もう声が震えるし、まぁ声が震えるくらいで「読める」んだったらソレはソレで良いかもしれないけど、もう読めなくなるわけです。
なんじゃ、コレ。


これじゃ、本読みなんてできないじゃん・・・と、今、不安に思っているところ。


感情的な部分?がもう限りなく子供の頃に近づいているのかも。


ちなみに、世の女性の方々には理解されないと思いますが、見た目も赤ちゃんのころ(男女の性別が良くわからないような)に近づいていくのが自然と考えていて(失礼かもしれないけど、たぶん100歳の男性、女性って性別が良くわからないと思う)人生半分以上生きてきてるアタシの外見もソレに近づいていると思っている。