最早「家族」という言葉もなくなるのでは。

少し前に(たぶん)「食事」についての新聞の記事だったか広告の一部だったかで読んだのですが、今時の「食事」は昔とはスタイル?が違ってきているとありました。(家庭内での食事について)


昔は家族で食卓を囲む(みんなで一緒に食事をする)みたいなのがフツーだったけど、今はみんなで一緒に同じ場所でご飯を食べる「必要」がなくなってきてる、というようなことでした。
確かに、仕事で帰りが遅いお父さん(お母さん)だけ後で一人で食べるとか、部活やバイト(習い事や塾とか)に忙しい子供は後で食べるとか、まぁ色々な事情があると思うし、もうこれはしょうがないことだとも思う。


一方、今はこんなこと言う人は「古い」と笑われるかもしれないですが「同じ釜の飯を食う」という言葉もあるように、赤の他人でも一緒にご飯を食べる(ことを含め生活とか仕事を共にする)ことで家族のように親しい間柄になるということもある。
「飲み会」とか「食事会」とかも(まぁイヤだって人も少なからずいるとは思いますが)親睦を深めるという目的が少なからずあるはず。


で、今は家族であっても一緒に食事をすることが少なく、行事、イベントの時に、例えばお店を予約してみんなで集まる、みたいな、一緒に食事をすること自体が「イベント」になっているということです。


確かに・・・


そう考えると、家族であっても生活時間がバラバラで、ご飯も一緒に食べなくて・・・みたいな感じだと、これはもう家族というのは「戸籍」みたいな形式?のハナシで、「一番身近な他人」ていうのは本当だな、みたいに思ってしまいました。
っていうか、アタシ自身家族って、血の繋がりみたいな、家族であるだけでは上手くいかないもので、みんなが「努力」しないと家族ではいられないと思ってるので・・・まぁこの「親睦を深めるため、結束を固めるため?の食事会」みたいなのはその通りだよなぁと思いました。

で、たぶん、今時の人達は「家族でいる努力」なんて馬鹿馬鹿しいと思うだろうから・・・


そりゃぁ結婚とかしないよね。


アタシ自身は結婚して良かったと思ってるし、幸せです。