結局は大人の都合。

相当前に書いてるはずですが、家の地区はず~っと昔(とはいっても30年~20年くらい前)「夏祭り」(納涼祭?)っていうのをやっていました。
毎年の地区の役員が準備をするので、はっきり言って大変です。
前日、当日はほぼ一日がかりだったと思う。


役員て、やったことがある人にとってはまぁまぁ大変なものだとわかると思いますが、うちの地区の場合は(本当に大変な役を除いて)ほぼローテーションなので、順番がきたらやらなきゃならないものだとアタシは理解しています。
(とりあえず、よく聞く「隣組」みたいなのに入らないって人は今のところいないと思う。)



役員からすると準備が大変だったというのはありますが、子どもがいるお宅にとっては(とりあえず小学生くらいまでの子供)手近なところで子どもを楽しませることが出来る行事で、参加者もまぁまぁ多かったと思う。


これが(たぶん)役員の負担が大きいという理由でやらないことになった。



まぁ今時の人達の感覚からすると、別にそんな近所でチマチマ遊ぶよりちゃんとした?ところでお金出して遊んだほうが大人含め家族全員楽しめていいじゃないかってハナシなのかもしれないし、「子供」ってハナシなら学校の行事があるじゃんて、そういうことかもしれないけど・・・


なんというか、別にメチャクチャ歴史あるお祭りでもなんでもないですが、隣近所の地区内のこととして「ああいうのあったよね」みたいな、そういうのがなくなるのは本当に寂しいことだと感じている。


これは、規模の大きいことでいうなら、全国的にも有名な「お祭り」にもいえることで、そのお祭りについて「準備が大変だからやめよう」っていう人がとりあえず今のところいないことと、歴史あるお祭りを続けていきたいという情熱と、あとそのお祭りをやることの「経済効果」があるから続いているだけで、これまでみたいなお客さんを集められない状況が続いて(とりあえず今はそういうのが薄れてきてるけど)準備が大変だからやめようみたいな意見が出てきたら、あっと言う間になくなると思う。
(大きい行事の場合は経済的な部分はものすごく大事。)



個人的には、ささやかでも思い出になるような(特に子供の頃の)行事は続いていってほしいと思っている。
やる、やらないってその時の大人の都合に大きく左右される。